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「セメント瓦とはどんな屋根材なのか知りたい」「セメント瓦の塗装を失敗しないためにも、手順や費用相場が知りたい」セメント瓦の塗装をお考えで、このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。普通の瓦とセメント瓦はどう違うのかも気になるところですよね。この記事では、セメント瓦の特徴やメリット・デメリット、塗装タイミングや手順、費用相場について解説しています。セメント瓦について詳しく知っておくことで、塗装の失敗を防ぎ、住宅を劣化から守れるでしょう。
この記事でわかること |
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● セメント瓦とは、セメントと川砂を混ぜて作られた屋根瓦のこと |
セメント瓦とは、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根瓦のことです。
耐用年数は30~40年ほどあり、耐久性に優れています。
さまざまな形状があり、価格も安いため、以前は多くの住宅の屋根に使われていました。
しかし、現在はガルバリウム鋼板のように低価格で耐久性が高い屋根材が開発され、セメント瓦の新規使用はあまりありません。
セメント瓦には、メリットとデメリットがそれぞれあります。
セメント瓦のメリットとデメリットを知っておくことで、メンテナンスがしやすくなるでしょう。
セメント瓦のメリットには、以下の2つがあります。
・デザインが豊富
・耐火性に優れている
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
セメント瓦は、和風だけでなく洋風のデザインもあり、形状やカラーもさまざまです。
おしゃれなデザインの屋根に仕上げたいという方におすすめの屋根材です。
セメント瓦は、セメントと川砂でできているため燃えにくいです。
耐火性に優れているため、火事の際に住宅が燃え広がるスピードを緩めてくれます。
セメント瓦のデメリットには、以下の2つがあります。
・衝撃に弱い
・定期的にメンテナンスが必要
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
セメント瓦はセメントでできているため、衝撃に弱くヒビ割れしやすいです。
セメント瓦に割れが生じると、雨漏りの原因となるため早めの補修が必要です。
特に、台風などの後には、セメント瓦が飛来物によって破損していないかチェックするようにしましょう。
セメント瓦は和瓦と違って表面を塗装しているため、定期的に塗装し直す必要があります。
セメント瓦の塗膜が色褪せていたり剥がれたりしたままにすると、劣化して雨漏りや屋根内部の腐食の原因にもなります。
瓦の耐久年数に関わらず、定期的にメンテナンスして寿命を延ばすようにしましょう。
セメント瓦のメリットとデメリットを、わかりやすく一覧表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
・デザインが豊富 | ・衝撃に弱くヒビ割れしやすい |
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セメント瓦を塗装するタイミングは、主に以下の3つです。
①塗膜の剥がれ
②色褪せ
③コケやカビの発生
それぞれのタイミングについて、詳しく解説していきましょう。
セメント瓦は表面を塗装しており、経年劣化によって塗膜が剥がれてきます。
塗膜の剥がれは外観が悪くなるだけでなく、瓦の耐久性を落としてしまいます。
雨漏りが発生する前に、塗装し直すようにしましょう。
屋根は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、年月が経つとセメント瓦の塗装面が色褪せてきます。
色褪せもひどくなると瓦の耐久性を落として雨漏りの原因となる恐れがあるため、早めに塗装するようにしましょう。
セメント瓦の防水性が低くなると、雨水によってコケやカビが発生してしまいます。
セメント瓦の塗装は表面を保護するために行うため、コケやカビが発生しているのであれば塗膜が劣化している証拠です。
瓦の劣化を防ぐためにも、塗装メンテナンスをしなければなりません。
セメント瓦の塗装手順は、以下の通りです。
1.高圧洗浄
2.下地処理
3.下塗り
4.中塗り
5.上塗り
6.縁切り
それぞれの手順について、詳しく解説していきます。
屋根の汚れを落とすため、高圧洗浄機を使ってきれいに掃除します。
塗装面に汚れが残っていると塗料にゴミが混ざってしまい、セメント瓦の表面の保護ができないだけではなく、外観も悪くなります。
丁寧に洗浄するようにしましょう。
セメント瓦にヒビ割れやずれが生じていた場合には、補修するようにします。
破損がひどい場合には、塗装ではなく瓦を新しく葺き替えなければなりません。
素人では破損具合の判断が難しいため、屋根の補修は業者に依頼するようにしましょう。
下地処理が完了したら、下塗りを行います。
下塗りは、屋根の塗装面と上塗りの塗料をしっかりと密着させるために行います。
屋根塗装の仕上がりを良くして耐久性を上げるために必要な作業です。
下塗りが乾燥したら、中塗りを行います。
中塗りを行うことで塗膜に厚みができ、屋根材の劣化に対する耐久性を上げられます。
中塗りが乾燥したら、上塗りを行います。
中塗りと上塗りは、同じ塗料を使います。
塗りムラがないよう、丁寧に塗装しなければなりません。
上塗り後、塗料が乾燥したら縁切りを行います。
縁切りとは、カッターやヘラを使って、重なった屋根部分の隙間に詰まった塗料を削ることです。
縁切りを行わないと、雨水が重なった屋根部分に溜まってしまい、雨漏りや腐食の原因となります。
セメント瓦のように、屋根材を重ねて設置し、かつ表面を塗装する場合には必ず縁切りを行わなければなりません。
セメント瓦の塗装にかかる費用相場は、1平方メートルあたり2,100~3,200円です。
実際にかかる塗装費用は、業者や塗料によって異なるため、見積もりの際には内訳をよく確認しましょう。
セメント瓦の塗装にかかる費用相場の内訳を、わかりやすく一覧表にしてみました。
塗装費用の内訳 | 費用(/㎡) |
---|---|
高圧洗浄 | 250円 |
下地調整 | 570円 |
塗装 | 2,100~3,200円 |
縁切り | 170円 |
セメント瓦の塗装は、優良業者に依頼することで失敗を防ぎ、補修費用を抑えることができます。
また、優良業者が塗装することで、きれいに仕上がり耐用年数を延ばすこともできるというメリットがあります。
工事を依頼する際、優良業者を見分けるためのポイントは以下の3つがあります。
・相見積もりをする
・営業担当者が親切に対応してくれる
・施工実績を開示している
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
工事の相見積もりすることで、他社と比較でき、適正価格での依頼ができます。
相見積もりとは、複数の業者に同じ依頼内容で見積もりを出してもらうことです。
相見積もりの際、費用相場からかけ離れた価格の場合は、詐欺の可能性もあるため注意が必要です。
工事の相談に会社を訪ねた際、営業担当者が親切に対応してくれた場合、スタッフへの教育が行き届いた優良業者と考えられます。
営業担当者が親切であれば、同じ会社で働く職人の質も高いと想定できるため、安心して依頼できます。
施工実績を開示している会社は、トラブルが少なく、技術も高い優良業者と言えます。
反対に、施工実績の開示をしていない会社は、顧客とのトラブルが多い業者の可能性が高いため依頼は避けましょう。
セメント瓦の表面は、紫外線や雨風によって塗膜が劣化していくため、定期的に塗装する必要があります。
定期的にきちんとメンテナンスすることで、屋根の劣化スピードを遅らせ、雨漏りや腐食から住宅を守れます。
屋根の耐久年数に関わらず、塗膜が劣化してきたら早めに塗装し直すようにしましょう。
最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。
セメント瓦とは何ですか? |
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セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根瓦のことです。 |
セメント瓦のメリットとデメリットを教えてください。 |
メリットは、デザインが豊富なこと、耐火性に優れていることで、デメリットは、衝撃に弱いこと、定期的にメンテナンスが必要なことです。 |
セメント瓦の塗装にかかる費用相場を教えてください。 |
1平方メートルあたり2,100~3,200円です。 |
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