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戸建て住宅の平均である30~40坪の場合、外壁塗装の費用相場は60~130万円ほどです。家の大きさや塗料の種類などが変わると、価格は大きく変動します。値段が高すぎても安すぎても悪質業者のおそれがあるため、塗装工事の費用相場を正しく把握するのが大切です。今回は「家の坪数ごとの費用相場」や「主な塗料の種類別の施工価格相場」のほか「塗装費用をできるだけ安くする方法」などについてご紹介します。
この記事でわかること |
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● 外壁塗装の費用相場は? また、『リショップナビ外壁塗装』を利用し、外壁塗装をされた方の平均施工費用は110万円でした。 ● 費用を抑えるには? |
当サイト『リショップナビ外壁塗装』を利用し、外壁塗装をされた方の平均施工費用は110万円です。
外壁塗装の施工費用の分布は、次の円グラフの通りで76〜100万円で実施されたケースが多数見られます。
(※2025年2月時点・リショップナビ外壁塗装集計データ)
外壁塗装の工事費用は内容や坪単価によって異なります。
まずは、坪数ごとの費用相場を見ていきましょう。
下記はあくまでも目安金額で、さまざまな条件によって価格は変わってきます。
坪数(延坪) | 塗装面積 | 費用相場 |
---|---|---|
30坪 | 119㎡ | 約60〜100万円 |
40坪 | 158㎡ | 約80〜130万円 |
50坪 | 198㎡ | 約100〜160万円 |
60坪 | 238㎡ | 約120〜200万円 |
70坪 | 277㎡ | 約140〜230万円 |
-注意- |
>> 40坪の外壁塗装の費用相場は?塗料別の単価や特徴をご紹介
>> 60坪の外壁塗装の費用と大きい家ならではの注意点を解説!
外壁・屋根の工事を一緒に行うと、足場設置代(8~30万円ほど)が1回分で済むため、トータル的な出費を抑えられます。
外壁塗装と屋根塗装を合わせた費用相場は、80〜140万円前後です。
例えば30坪の建物であれば、80〜125万円くらいを見込んでおきましょう。
坪数や屋根の大きさ・形状によっても変動しますが、外壁塗装の費用に屋根の塗装代30〜40万円がプラスされると考えておくとよいでしょう。
>> 屋根塗装の費用相場をチェック!安くするコツも解説!
>> 屋根塗装で知っておきたいことを総まとめ!時期・業者選びなど
外壁と屋根の工事を、まとめて行うか別々に実施するか迷われている場合でも、塗装業者に一度相談し、予算やご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
さっそく業者を探してみる
本サービス「リショップ外壁塗装」を利用して外壁塗装を行った事例をご紹介します。
外壁塗装の費用のシミュレーションを簡単に行うことができるサイトがあります。
リショップナビ外壁塗装でも、外壁・屋根リフォームなどの費用のシミュレーションを行うことができるぺージを開設しています。
築年数や面積を選択することで費用をすぐに確認することができます。
費用のシミュレーションを、ぜひリフォームの参考にしてください。
外壁塗装の費用には、塗料などの材料費だけではなく、人件費(工事代)や足場代などもかかります。
諸経費・運営費には廃材処分費や事務手数料などのさまざまな費用が含まれます。
こちらは、延床面積30坪の見積書の例です。
内訳を確認していきましょう。
※足場代・飛散防止ネットは外壁を囲うため、外壁の面積よりも増えます。
>> 30坪の外壁塗装の費用について詳しく知りたい!
>> 外壁のシーリング(コーキング)の補修方法・費用は?詳しく説明!
どのように塗装工事の見積もりを出すかは、業者によって異なります。
面積や単価を詳細に出さず、「足場代 一式 ◯円」といったようにざっくりとした見積もりを提示する業者もいます。
外壁塗装の見積書は、一般の方にはわかりにくいものです。
残念なことに「素人には分かるまい」と余計な費用を上乗せしてくる悪徳業者がいるのも現状です。
例えば塗装する必要がない窓枠の部分なども、塗装面積として計上されている場合があるため、注意が必要です。
優良業者であれば、足場・養生の範囲や単価、塗料の種類や塗装面積などが具体的かつ明確に記載されています。
>> 外壁塗装で悪徳業者が多いのは、なぜ?よくある手口など詳しく紹介!
見積書の内容で少しでも疑問点があれば、遠慮なく質問してみるとよいでしょう。
対応の仕方によって、信頼できる業者か見極めるヒントにもなるはずですよ。
さっそく業者を探してみる
外壁/屋根塗装の値段が大きく変わる要因の一つが、塗料のグレードです。
基本的に長持ちする塗料ほど、値段・相場が高くなります。
塗料の種類 | 耐久年数 | 施工単価 |
---|---|---|
3〜8年 | 1,000〜1,800円/㎡ | |
5〜10年 | 1,500〜2,500円/㎡ | |
7〜15年 | 1,800〜3,500円/㎡ | |
12〜20年 | 3,000〜5,000円/㎡ |
ー注意ー |
塗料などの材料費は、外壁塗装の中で約20%を占める大きな部分です。
価格が安い塗料を選べば、それだけ塗装全体の値段も下がります。
しかし、安い塗料は同時に耐久年数も短くなります。
つまり、再び外壁塗装が必要になるまでの期間が短くなり、結果的によりコストがかかる場合があります。
3種類の塗料の例を比べてみましょう。
施工単価が高い「フッ素系塗料」は、約12〜20年は再塗装なしで過ごせるため、長い目で見るとコストパフォーマンス性が高いといえます。
ここでは塗装にかかる塗料代・工事費のみを比較していますが、実際には上記で計算した料金のほかに、足場代や人件費・シーリング代などもその都度プラスでかかります。
目の前の工事費の安さだけではなく、同じ建物に何年住む予定かを考慮して、耐久性が見合った塗料を選ぶことも重要です。
塗料選びに悩んだら、プロの業者からの助言も参考にして決めていくとよいでしょう。
さっそく業者を探してみる
施工業者や塗料の種類のほか、次の要素も外壁塗装の費用に関係があります。
外壁の素材がサイディングやALC(軽量気泡コンクリート)の場合、塗装の費用が高くなる傾向があります。
サイディングやALCの外壁には目地があり、目地の劣化状態に合わせてコーキングの補修が必要です。
そのため、モルタルのように目地がなくコーキングの補修が不要な素材と比べると、補修分の費用がプラスでかかります。
>> 外壁材のALCパネルとは?価格や耐用年数、他素材と比較したメリット・デメリット
>>【種類別】 サイディングの種類と張り替え/重ね張り費用相場と事例
外壁の劣化状況によっては塗装前に補修が必要なため、補修分の費用が発生します。
外壁塗装前の補修には主に5つの項目があります。
補修対象 | 費用相場 |
---|---|
ひび割れ | 1〜10万円/箇所 |
コーキング | 900〜1,200円/m |
穴や傷 | 1〜6万/箇所 |
コケや藻 | 200〜500円/㎡ |
サビ | 500〜1,000円/㎡ |
補修対象や箇所が多いほど外壁塗装の総額も高額になります。
階数が多いと塗装面積と足場の量が増えるため、費用が高くなります。
足場は高品質な塗装に欠かせません。
適切な場所に安全性に配慮した足場がなければ、作業員や通行人のケガ、塗り残しなどのリスクが高まります。
足場の費用を他社よりも大幅に安く設定している業者は、適切に足場を設置しておらず、外壁塗装の品質が低い場合があります。
塗装に使う色が多いほどデザインの幅が広がり個性を出せます。
しかし、使用する色の数、複数種類の塗料の使用(シリコンとフッ素など)、塗り分け方によって高くなってしまう場合があります。
外壁は1色のみで塗装する方法のほか、2色に塗り分けたり、部分的にアクセントカラーを入れるなどの方法があります。
予算次第で可能なデザインが変わることもあるので、1色のみ使う場合と複数使う場合の費用の違いを業者に尋ねるとよいでしょう。
外壁の付帯物とは主に次のことをいいます。
● シャッターボックス
● 換気フード
● 雨戸
● 雨どい
● 破風板
● 笠木 など
外壁の塗装面積が小さくても、付帯物が多いと見積もりの金額が大きくなるでしょう。
外装の塗装工事の費用を抑える方法としては、次のようなアイデアがあります。
梅雨や冬は外壁塗装に向いていない時期のため、工事費用が安くなる傾向があります。
ただし、梅雨・冬は、雨や雪などにより作業が中断しやすく、工期が長くなりやすいというデメリットもあります。
工期の延長によって追加費用を請求されることはほぼありませんが、工事期間と塗装費用のそれぞれをどの程度重視したいかも考慮したうえで、塗装時期を決めるとよいでしょう。
お住まいの地域によっては、自治体から助成金や補助金が出ることもあります。
例えば目黒区の「住宅リフォーム資金助成(※)」などがあります。
※2024年11月29日に受付終了しました
お住まいの市区町村によって条件が大きく異なりますので、各自治体のホームページで詳細を確認するのが確実です。
また台風や大雨などによる被害を修復するための工事であれば、火災保険が適用されるケースも見られるので、当てはまる可能性がある方は、ご自宅の保険証書をチェックしてみるとよいですね。
なお、助成金・補助金や火災保険を使った塗装工事の経験・知識がある業者に出会えたなら、ぜひ相談のうえ、アドバイスしてもらうとよいでしょう。
会社によっては、申請手続きもサポートしてもらえますよ。
地元密着型の業者や自社施工の業者に依頼すると、大手のリフォーム会社と比べて安くなる可能性があります。
大手の会社は、実績が豊富で保証制度も充実している傾向があり、安心感があります。
しかし、下請け・孫請け業者に作業を委託・発注することがほとんどのため、紹介料などの中間マージンが発生し、割高となってしまう例が多いのです。
一方、地元密着の業者などは自社のスタッフが施工を担当することが多いので、余計な費用が発生しにくい傾向があります。
上記のような理由から、費用を抑えたい場合は、できれば地元の複数の塗装業者に見積もりを依頼し、相談・比較してみることをおすすめします。
見積書の総額はもちろんのことですが、建物の状況やご希望の工事内容によっては、補助金や火災保険に最も詳しい業者に依頼することで、トータルコストがお得になる可能性もあるでしょう。
外壁塗装の見積もり内容は、相場より安すぎても危険な場合があります。
業者が「格安・割引」といっているだけで、後から追加費用を要求され、最終的に相場より高い金額になってしまうパターンも見られます。
また、価格自体は他社より安くても、手抜き工事をされてしまう場合もあります。
人件費や塗料などの材料費が削られてしまうと、塗装工事の質が悪化し、すぐに再塗装しなければなりません。
このような事態を避けるためにも、相見積もりを取り、適切な費用相場を把握することが大切といえます。
極端に費用が安い業者には、詳しい工事内容を教えてもらい、費用を安くできる理由を聞いてみるのも一つの手でしょう。
突然、訪問営業で「格安」「今だけの割引」などと強調してくる場合も注意が必要です。
実際「訪問営業で急かされて、悪質な塗装業者と契約してしまった」というトラブルは、消費者センターにも多数報告されており、注意喚起されています。
訪問業者が「現地調査」といって屋根にのぼり、屋根材を故意に割って修理を迫ってきたという事例もあります。
>> 外壁塗装の飛び込み訪問営業は危険?優良業者を見つけるポイントを解説!
もしも訪問営業が来たら、まずはその場で断るようにしましょう。
そして即決はせず、やはり複数の業者に見積もりを依頼し、プランや対応の仕方などを比べてみることが肝心です。
なお、中には「わざわざ見積もりを出してもらった後、工事を依頼しないのは申し訳ない」と感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、外壁塗装やリフォーム工事において、相見積もりは一般的なことです。
気兼ねすることなく、ぜひ積極的に複数の業者を比較してくださいね。
さっそく業者を探してみる
外壁塗装の支払いは、現金で行われることが多いですが、最近ではクレジットカードやローンに対応している業者も増えています。
塗装工事がうまくいっても、支払い時にトラブルが起きてしまうと、お互いに気分がよくないものですよね。
支払い方法についての注意点や、よくあるトラブルと対処法についても確認しておきましょう。
現金払いの支払いのタイミングとしては、次の4タイプがあります。
最も主流で、安心できる支払い方法です。
工事が完全に終わった後に支払いを行うので、業者にお金を持ち逃げされる心配がありません。
施工前と施工後に、半分ずつ支払う方法です。
施主の方には「一度に100万円近くの大金を払わずに済む」というメリットが、業者側には「施工前に入金された金額を塗料などの原材料費に当てられる」というメリットがあります。
施工前・施工途中・施工後の3回に分けて支払う方法です。
建物や工事規模が大きく、費用が莫大になるときに使われる方法ですが、一般的な一戸建て物件の外壁塗装で「3回払い」が採用されることは、ほとんどありません。
一戸建ての工事で3回払いを指定されるようであれば、注意したほうがよいかもしれません。
施工前に全額を支払う方法です。
たいていの業者であれば、施工前に全額を振り込ませることはないでしょう。
悪徳業者の場合「お金だけを受け取り、そのまま工事を完了せず連絡が取れなくなる」というケースもあります。
一括先払いで契約を迫る業者には、工事を依頼しないほうが無難と考えられるでしょう。
クレジットカードでの支払いに対応している業者も、多く見られます。
カード払いは決済が簡単なことに加えて、カード会社独自のポイントが付与されやすいことも大きなメリットですよね。
一括払いにするか分割払いが可能かどうかなどは、塗装会社に確認してみましょう。
また、カードの利用可能額や手数料なども事前に調べておくと安心です。
外壁塗装は60〜100万円近くかかるため「2回払いや3回払いでも支払うのが難しい」という方もいらっしゃるでしょう。
そのようなときには、ローン対応の塗装業者を検討するとよいです。
外壁塗装でローンを利用したい場合は、主に4つの選択肢があります。
● 外壁塗装の業者に相談
● 住宅ローンの借り入れ先に相談
● 銀行に相談
● ほかの信販会社に相談
すでに住宅ローンを利用中の場合には、同じ借り入れ先に相談するとよいでしょう。
場合によっては、リフォームローンと住宅ローンの一体型の商品に借り換えできるかもしれません。
金利や条件などはそれぞれの借り入れ先で異なるため、可能であれば比較したいところですね。
塗装業者によっては、提携ローンを紹介してくれる場合もあるので、工事の内容とあわせて相談してみてはいかがでしょうか。
ちなみに住宅ローンやリフォームローンを活用される場合には、工事にかかった費用や、住宅の床面積、年収などの諸条件が合えば、減税制度(所得税の減額措置)の対象となる可能性があります。
確定申告の際にご自身で申請する必要がありますが、実質コスト節約に繋がるため、ローンを利用される方はチェックしておくとよいでしょう。
なお、予算や支払い方がご不安な場合にも、まずは気軽に塗装業者に聞いてみてくださいね。
施主の方のご都合にも配慮してくれる業者であれば、より安心して工事を任せられるでしょう。
さっそく業者を探してみる
口コミ① ガイソー札幌店のリフォーム/北海道札幌市 |
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初回の現場見学からとてもよい印象でした。 |
口コミ② 株式会社国藤産業のリフォーム/東京都港区 |
屋根と外壁塗装の工事を依頼しました。 |
口コミ③ 株式会社プロテックコートのリフォーム/福岡県大野城市 |
社長さん、職人さん、お目にかかった方皆さんとても人柄のよい人達ばかりでした。 |
口コミ④ 三和ペイント株式会社のリフォーム/愛知県みよし市 |
担当者が大変熱心かつ丁寧に詳しく納得のいくまで説明していただきました。 |
口コミ⑤ 株式会社ニューフェイスのリフォーム/千葉県市川市 |
外壁塗装も何度かしましたが、今回のように 丁寧な提案と都度つどの作業進捗報告があったのは初めてで、安心と納得の工事でした。 |
ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。
外壁塗装の費用相場はいくらですか? |
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一般的な30〜40坪の戸建て住宅の場合、外壁塗装の費用相場は60〜100万円ほどです。 |
外壁塗装の費用を安く抑える方法はありますか? |
施工時期を工夫する・助成金(補助金)や火災保険などを活用する・地元密着の業者に依頼する、などの方法があります。 |
外壁や屋根の塗装は、費用がかかるうえ、ご自宅の外観の印象を左右する大切な工事。
失敗は避けたいものですよね。
だからこそ、じっくりと時間をかけて複数の業者を比較し、依頼先を決めることが大事です。
費用も仕上がりも満足できる、理想の外壁リフォームを実現してくださいね。
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