トップ

> ウレタン塗装(塗料)が適している人は?特徴やメリット・デメリットも解説


ウレタン塗装(塗料)が適している人は?特徴やメリット・デメリットも解説

「ウレタン塗装にはどんな特徴があるのだろう?」「ウレタンで塗装するメリット・デメリットを確認しておきたい」屋根塗装や外壁塗装に使われる塗料には数多くの種類があります。 しかし、建築に携わる人でない限り、なかなか塗料ごとの特徴を知る機会はありません。この記事では塗装工事における一般的な施工方法の一つ、ウレタン塗装について解説します。どの塗装方法を選ぶべきか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

この記事の目次

  • 1ウレタン塗装とは?
  • 2ウレタン塗装で使う塗料の水性と油性の違い
  • 3ウレタン塗装で使う塗料の1液型と2液型の違い
  • 4ウレタン塗装のメリット
  • 5ウレタン塗装のデメリット
  • 6ウレタン塗装をおすすめしたいシチュエーション
  • 7安さが魅力のウレタン塗装!長年親しまれており塗料の種類も豊富

ウレタン塗装とは?

ウレタン塗装とは?
ウレタン塗装とは、その名の通りウレタン塗料を使う塗装工事です。
ウレタン塗料はポリウレタンと呼ばれる物質を主成分としています。

ポリウレタンという言葉には聞き馴染みがある方も多いでしょう。
ポリウレタンは塗料だけでなく、衣服や水着、断熱材や接着剤など、幅広く使われています。

幅広く使われているのはウレタン塗料も同じです。
ウレタン塗料は使いどころを選ばず、さらに扱いやすい性質を持っていることから人気のある塗料でした。

最近は価格の下がってきたシリコン塗料が多く使われるようになり、ウレタン塗料のシェアは落ちています。

ただ、今でもウレタン塗料を採用するケースは少なくありません。
以前より人気が落ちたとはいえ、ウレタン塗料はメジャーな塗料といえるでしょう。

ウレタン塗料を使って塗装工事を行った場合、一般的な30坪の家では1〜2週間程度が施工期間です。

ウレタン塗装で使う塗料の水性と油性の違い

ウレタン塗装で使う塗料の水性と油性の違い
ウレタン塗料を大きく分類すると、水性塗料と油性塗料に分けられます。
それぞれどのような特徴があるか説明します。

水性塗料の特徴

水性塗料はその名の通り水で薄めて使う塗料です。
油性塗料よりも比較的安い傾向にあり、臭いが少ないというメリットもあります。

ただし、耐久性は油性塗料に比べると落ちてしまいます。
ツヤが落ちやすいというデメリットがあることも覚えておきましょう。

油性塗料の特徴

油性という名前がついているものの、実際は油ではなく溶剤で薄める塗料です。
溶剤とは、シンナーやベンジンなどに代表される、有機物を溶かす液体のことです。

一般的に油性塗料は水性塗料よりも耐久性が高いといわれています。
ただし、水性塗料より費用が高くなるのはデメリットといえるでしょう。

また、油性塗料の臭いは水性塗料よりも強いです。
あまりに臭いがきつい場合は、工事の際に一時的にホテルなどに泊まることも検討する必要があるでしょう。

念のため、施工前には近所に説明して理解を得ておいた方が良いかもしれません。
メリットデメリット
水性塗料・費用が安く済む
・臭いが少ない
・耐久性が低い
・ツヤが落ちやすい
油性塗料・耐久性が高い・費用が高くなる
・臭いが強い

ウレタン塗装について
\地元の業者に相談したい!/

ウレタン塗装で使う塗料の1液型と2液型の違い

ウレタン塗装で使う塗料の1液型と2液型の違い
塗料はさらに「1液型」と「2液型」に分けられます。
一言でいうと、この2つは施工方法に違いがあります

2液型の場合、主材となる塗料の他に硬化材が必要です。
そのため2液型は1液型よりも取り扱いが難しいです。
塗装を依頼する際には、信頼できる業者を慎重に選ぶ必要があるといえるでしょう。

2液型のメリットとしては、1液型の塗料よりも耐久性に優れていることが挙げられます。
ただし、2液型は1液型よりも費用が高くなる傾向にあります。

ウレタン塗装のメリット

ウレタン塗装のメリット
ウレタン塗装には以下のメリットがあります。

1.種類が多い
2.汎用性が高くてどの業者も扱いなれている
3.弾性がある
4.高級感のある仕上がりになる
5.施工費用が比較的安い

それぞれ詳しく解説します。

種類が多い

ウレタン塗装は昔から人気があるため、数多くの塗料が販売されています
そのため塗料選びの選択肢は幅広いといえます。
使いたい色が見つからないかも、といった心配はせずに済むでしょう。

色だけでなく、耐久性を高めた塗料、防カビ性能を高めた塗料など、さまざまな付加価値を持つ商品も販売されています。

汎用性が高くてどの業者も扱いなれている

ウレタン塗装は経験豊富な業者が多く、安心して任せやすいといえるでしょう。
なぜなら、ウレタン塗料は昔から職人たちの間で馴染みのある塗料だからです。
ウレタン塗料は外壁や屋根に限らず、雨樋や軒の部分など幅広く使われてきました。

弾性がある

ウレタン塗料は弾性を持っているため、塗装面にひび割れが起きにくいといえます。
弾性とは、ゴムのように伸びる性質のことです。

たとえば弾性のない塗料を木材に塗った場合、経年劣化でひび割れが生じます。
木材は時間とともに少しずつ形を変えているため、伸びる性質を持たない塗料では変化に対応できません。

しかしウレタン塗装であれば塗った面の形に合わせて伸縮します。
そのためウレタン塗装はひび割れに強い施工方法といえるのです。

高級感のある仕上がりになる

ウレタン塗装をすると光沢が出て、高級感のある仕上がりになります。
こうした特徴があることから、ウレタン塗料は高級家具の仕上げにもよく使われています。

外壁に使った場合も満足できるクオリティになるでしょう。

施工費用が比較的安い

ウレタン塗料の施工でかかる費用は、1平方メートルあたりで1,500〜2,000円ほどです。

塗料の中でも最も安いのはアクリル塗料ですが、ウレタン塗料はこれに次ぐ安さとなっています。

ウレタン塗装について
\地元の業者に相談したい!/

ウレタン塗装のデメリット

ウレタン塗装のデメリット
数々のメリットを持つウレタン塗装ですが、デメリットもあります。
具体的なデメリットとしては以下の4つが挙げられるでしょう。

1.塗膜が膨らむリスク
2.耐久性は低い
3.紫外線の影響を受けやすい
4.長期的なコストパフォーマンスは悪い

それぞれ詳しく解説します。

塗膜が膨らむリスク

外壁材に断熱材が入っている場合、外壁と塗膜の間に熱がこもります。
すると、熱によって塗膜が膨らんでしまい、やがては剥がれてしまいます

他にも、サビや手垢などの異物が混入して空気が入り、塗膜が膨らむこともあるでしょう。

塗膜が膨らむリスクを避けるには、丁寧な説明・施工をしてくれる業者を選ぶことが重要です。

耐久性は低い

さまざまな種類の塗料がある中で、ウレタン塗装の耐久性は低めです。
屋根や外壁をウレタン塗装した場合、6〜10年ごとに塗り替えが必要になるでしょう。

紫外線の影響を受けやすい

ウレタン塗装は紫外線の影響を受けやすいため、黄色く変色することがあります
特に太陽光にさらされることが多い屋根・外壁塗装では大きなデメリットといえます。

長期的なコストパフォーマンスは悪い

ウレタン塗装は一度にかかる費用が安く済みます。
しかし、耐久性が低いため、メンテナンス時期は他の塗料で行った時に比べて早く訪れます

長期的に考えると、コストパフォーマンスが良いとはいえません。

以下ではメリットとデメリットを一覧でまとめました。
参考にしてみてください。
ウレタン塗装のメリットウレタン塗装のデメリット
・種類が多い
・汎用性が高くてどの業者も扱いなれている
・弾性がある
・高級感のある仕上がりになる
・施工費用が比較的安い
・塗膜が膨らむリスクがある
・耐久性は低い
・紫外線の影響を受けやすい
・長期的なコストパフォーマンスは悪い

アクリル塗装について
\地元の業者に相談したい!/

ウレタン塗装をおすすめしたいシチュエーション

ウレタン塗装をおすすめしたいシチュエーション
それぞれの塗料について念入りに調べてみても、結局どれにすればいいか混乱してしまうでしょう。
そこで、ウレタン塗料をおすすめしたいシチュエーションをいくつか紹介します。

1.できるだけ予算を抑えたい場合
2.同じ塗料で統一したい場合
3.希望する塗料が見つからない場合

ここで紹介するシチュエーションも一つの参考材料にしてみてください。

できるだけ予算を抑えたい場合

ウレタン塗装の魅力は施工費用の安さです。
長期的なコストパフォーマンスが悪いとはいえ、「今だけは塗装に予算を割けない!」という方にはおすすめできる塗装方法です。

ただし、将来のメンテナンス費用を抑えたいなら、耐久性の高い商品を選ぶことをおすすめします。

例としては、高い耐候性を持つ関西ペイントの「セラMレタン」や、耐久性が高いエスケー化研の「クリーンマイルドウレタン」などが候補となるでしょう。

同じ塗料で統一したい場合

ウレタン塗料は汎用性が高く、屋根や外装以外の場所にも幅広く使えます。
そのため「この機会に家全体に塗装しよう」と考えている方におすすめです。
場所によって塗料を使い分ける必要がなく、統一感のある仕上がりになります。

希望する塗料が見つからない場合

ウレタン塗料は商品ラインナップが豊富なため、特徴的な機能を持つ商品も多いです。
たとえば、金属が錆びにくい、断熱機能が充実しているといった塗料があります。

希望する塗料がなかなか見つからないのであれば、ウレタン塗料も検討してみてください。

アクリル塗装について
\地元の業者に相談したい!/

安さが魅力のウレタン塗装!長年親しまれており塗料の種類も豊富

安さが魅力のウレタン塗装!長年親しまれており塗料の種類も豊富
ここで、今回の内容について簡単にまとめておきましょう。
ウレタン塗装とは?
「ポリウレタン」という物質を主成分としたウレタン塗料を使って行う塗装工事のことを、「ウレタン塗装」と言います。
使いどころを選ばず扱いやすいことから、外壁塗装工事に採用されることが多い塗装方法です。
ウレタン塗装のメリットは?
塗料の種類が多い、施工費用が比較的安い、どの業者も使い慣れている、などの利点があります。
ウレタン塗装のデメリットは?
耐久性が比較的低い、塗膜が膨らむリスクがある、紫外線の影響を受けやすい、などの欠点があります。
ウレタン塗装はいろいろな場所に使えることから長年にわたって人気の施工方法でした。
最近はシリコン塗装に人気が集まっていますが、今でもウレタン塗装を選ぶケースは少なくありません。

費用の安さ、商品ラインナップの豊富さなど、ウレタン塗装にはたくさんの魅力があります
これらのメリットに魅力を感じるなら、ぜひウレタン塗装も検討してみてください。
更新日:

無料

厳選された
地元の業者を手間なく徹底比較!

関連記事

なぜ外壁塗装業者はシリコン塗料を勧めるのか?特徴や欠点を解説!有名メーカーの代表商品も紹介

外壁塗装のリフォームでは塗装業者からシリコン塗料を勧められるケースが多く、実際に多くの方(工事依頼主)がシリコン塗料を採用しています。でも、シリコン塗料は本当に...

注目のラジカル制御型塗料「パーフェクトトップ」(日本ペイント)とは?

外壁塗装業界では「ラジカル制御型塗料」が施工実績のシェアを拡大中です。とりわけ、日本ペイントが販売している「パーフェクトトップ」は、国内初のラジカル制御型として...

シーラー塗装とは?プライマー塗装・フィラー塗装との違いや役割、工法や単価相場などを完全解説!

「外壁塗装や屋根塗装のシーラー塗装ってどんな工程?」「省略しても大丈夫?」「単価相場や価格の目安はいくらぐらい?」こういったお悩みを抱えてはいませんか?この記事...

光触媒塗料には思わぬ欠点も!メリットだけでなく見逃されがちなデメリットも解説

「光触媒塗料は汚れにくいと聞くけれど、おすすめの塗料なの?」「そもそも光触媒塗料ってどんな特徴があるのだろうか?」塗装工事をするのなら、塗り直しが少なくて済むよ...

サイディング外壁に塗装は不要?費用や塗装時期・業者の選び方などについて解説

新築時に「サイディングは塗装不要」と耳にした方もいらっしゃるかもしれませんが、サイディング外壁には定期的な塗装メンテナンスが必要です。築年数が経った後や様々な劣...