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外壁塗装は、築年数が10年を迎えた頃に検討される方が多いです。初めての外壁塗装を考えている方にとっては、「費用はいくらかかる?」「会社選びはどうする?」などわからないことだらけですよね。この記事では、外壁塗装のリフォームを検討している方のためになるお役立ち情報をまとめています。費用相場、塗料の種類、塗装業者の選び方などに加えて、実際に外壁塗装をされた方の施工事例もご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装は先延ばしにし続けると、建物が劣化してしまい、雨漏りなどが発生してしまうことがあります。
適切なタイミングに塗装を行うことで、大切なお住まいを長く綺麗な状態でキープできます。
外壁塗装は築10年を目安に検討しましょう。
ほとんどの塗料の耐用年数は10年前後なので、そのあたりから劣化症状が目立ってきます。
また、次のような症状が発生したら、耐用年数関係なく塗装を検討した方が良いでしょう。
症状 | 特徴 |
---|---|
チョーキング | 外壁を触ると手に白い粉がつく状態です。 |
ひび割れ(クラック) | モルタル外壁で起きやすい劣化症状です。 |
塗膜の浮き・剥がれ | 経年劣化や施工不良によって発生します。 |
コケ・藻 | 防汚性や防水性が低下している状態です。 |
シーリングの破損 | 外壁の目地を埋めるためのシーリングが割れると、外壁の内部に雨水が入り込んでしまいます。 |
外壁塗装は春か秋がおすすめです。
雨が少なく塗料が乾きやすい時期が塗装に適しているからです。
外壁塗装工事は気温や天候の影響を受けやすいため、価格や工期が時期によって異なります。
ここでは外壁塗装における季節ごとの傾向を簡単にご紹介します。
春(3~5月) |
---|
【メリット】 |
夏(6~8月) |
【メリット】 |
秋(9~11月) |
【メリット】 |
冬(12~2月) |
【メリット】 |
塗装工事は年中可能ですが、塗料の硬化・乾燥しやすい時期は工事がスムーズです。
気温15~30℃、湿度75%以下が塗装に適しています。
一方、気温5℃以下、 湿度85%以上は塗装工事に向いていないので、工期が延びやすくなってしまいます。
塗料別に外壁塗装の価格相場をご紹介します。
次の施工単価は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りを行う場合の目安です。
塗料の種類 | 耐用年数 | 施工単価 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 3~8年 | 1,000~1,800円/㎡ |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,500~2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 1,800~3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,000~5,000円/㎡ |
安い塗料を使用すれば施工費用は抑えられます。
しかし、耐用年数が短いため再塗装までの期間も短くなり、結果的に多くの費用がかかる場合もあります。
外壁塗装は劣化状況に応じて補修の費用が発生します。
その他、雨樋などの付帯物や、外壁の素材によっても費用は変動することがあります。
どのような補修が必要か、費用がどのくらいかかるかなど、塗装業者に相談してみるとよいでしょう。
さっそく業者を探してみる
外壁塗装は大がかりな工事なので、費用に不安を感じる方も多いでしょう。
外壁塗装では、補助金やローンを使用できる場合があります。
補助金や助成金に関しては、自治体によっては外壁や屋根の塗装工事に利用できる制度があります。
それぞれ条件や期限が設けられているため、お住まいの自治体の窓口やホームページで確認してみるとよいでしょう。
ローンを組むことで、手元の資金を残して置けるので、万が一の備えができて安心です。
しかし、返済のために毎月の出費が増えてしまう点は注意が必要です。
>> 外壁塗装の補助金・助成金を徹底解説!
>> 外壁塗装のローン利用について解説!
前述の4つの塗料の特徴について解説します。
【特徴】 |
【特徴】 |
【特徴】 |
【特徴】 |
満足度の高いリフォームを行うには、業者選びがカギになります。
しっかりとポイントをおさえた上で業者を選びましょう。
複数の業者に見積もりを依頼することを「相見積もり」といいます。
1社だけではその見積もりが適正価格か判断できないため、複数社の見積もりを比較することでより良い業者を見つけられます。
見積もり価格が高すぎると必要以上にお金を請求しているケースが考えられます。
逆に安すぎても手抜き工事をされる恐れがあるため、相場価格で請け負ってくれる業者に依頼しましょう。
見積もり先が多いと手間が増えてしまうので、3社程度がおすすめです。
また、見積書を取得したら次のポイントを確認しましょう。
● 具体的な工程が書いてあるか?
● 面積が数値で書いてあるか?
● 塗料の項目に商品名やメーカー名が書いてあるか?
詳しくはこちらでも解説しています。
>> 外壁塗装の見積もりで注意すべきポイント
依頼主に寄り添った対応をする営業マンがいる業者に依頼するのがおすすめです。
例えば、わかりやすい言葉で説明してくれたり、こちらの質問に対して具体的な回答をしてくれたりする営業マンだと良いでしょう。
一方、難しい専門用語を並べたり、契約を急かせたりする営業マンがいる業者は候補から除外しましょう。
外壁塗装を行う業者が「塗装技能士」の資格を持っていると安心です。
塗装技能士は国家資格の一つです。
1級は7年以上の実務経験がないと取得できないため、1級塗装技能士が在籍している業者は経験豊富で高い技術力があるといえるでしょう。
「外壁診断士」「防水施工技能士」「建築業の許可」などの資格や許可を取得しているとより信頼できるでしょう。
>> 塗装業者が保有していると安心な資格一覧
>> 外壁塗装の業者選びで失敗しないコツまとめ
他にも、アフターフォローや保証内容の確認も大事です。
保証内容で気になる箇所があったら質問しておきましょう。
さっそく業者を探してみる
本サービス「リショップナビ」を利用して実際に外壁塗装を行った事例をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
リフォーム費用 | 約73万円 |
施工日数 | 7日間 |
住宅の種類 | 一戸建て |
築年数 | 15年 |
モノトーンのツートンカラーで仕上げた事例です。
訪問業者の見積もりが高額だったため、他の業者に見積もりを依頼。
なるべく安く高耐久の塗料を使いながら、デザインにもこだわりました。
リフォーム費用 | 約89万円 |
施工日数 | 14日間 |
住宅の種類 | 一戸建て |
築年数 | 15年 |
お客様のご要望通り、正面とサイディング部分はクリヤー仕上げにし、残り3面は白系の明るい色で塗装しました。
お客様のイメージを実現するため、丁寧な打ち合わせを行い、ご満足頂ける仕上がりになりました。
リフォーム費用 | 約110万円 |
施工日数 | 14日間 |
住宅の種類 | 一戸建て |
築年数 | 13年 |
グレー系の外壁を明るいブラウンに塗装しました。
汚れが増えて暗い雰囲気でしたが、新築のように美しく生まれ変わりました。
リフォーム費用 | 約143万円 |
施工日数 | 22日間 |
住宅の種類 | 一戸建て |
築年数 | 15年 |
遠目にはきれいな住宅でしたが、外壁には目地の割れや塗膜の劣化がありました。
クリーム色の温かみのあるデザインに仕上げています。
省エネ性能が期待できる遮熱塗料を使っているため、夏や冬も過ごしやすくなります。
外壁塗装は建物を長持ちさせる大切なメンテナンスです。
規模が大きくまとまった費用が必要になりますが、複数の業者と比較したり、補助金や助成金を利用することである程度出費を抑えられます。
外観のデザインや塗料の性能など、こだわりたい箇所は様々です。
外壁塗装に詳しい業者と相談して理想的なプランを提案してもらいましょう。
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