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外壁塗装で色見本を使うときの注意点を徹底解説

更新日:

「色見本ってどんなものがあるの?」「色見本を使うときの注意点は?」外壁塗装を検討している方の中には、このような疑問を持つ方もいるでしょう。外壁塗装の色を決めるときに使われる色見本には、主に色見本帳や塗り板、カラーシミュレーションが挙げられます。それぞれの色見本には特徴や注意点があり、よく理解して使うことが大切です。そこで本記事では、色見本の特徴や注意点を詳しく解説します。外壁塗装の色を選ぶときのポイントも紹介しますので、外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事の目次

  • 1外壁塗装の色見本の種類
  • 2外壁塗装で色見本を使うときの注意点3つ
  • 3外壁塗装の色を選ぶときのポイント5つ
  • 4色別!外壁塗装の事例紹介
  • 5外壁塗装では色見本を上手に活用しよう

外壁塗装の色見本の種類

色見本帳を持った業者
外壁塗装の色を決める際には、一般的に色見本を参考にします。

色見本には、以下のように紙の「色見本帳」や、実際に塗料を塗った板、パソコンでのカラーシミュレーションがあります。
色見本の種類特徴注意点
色見本帳・1度に多くの色を見られる・カタログと一体型の色見本帳はプリンター用のインクが使われている場合があり、実際の塗料と色が異なる可能性がある
塗料を塗った塗り板・実際の塗料の色がわかるので、最終確認をしやすい
・仕上がりがイメージしやすい
・作成に費用がかかることがある
カラーシミュレーション・さまざまな色のパターンでシミュレーションできる
・CGなので外観全体の仕上がりがイメージしやすい
・会社によっては実施していなかったり、費用が発生したりする場合がある
上記の色見本について詳しく解説しますので、外壁塗装の色選びでお困りの方はぜひ参考にしてください。

色見本帳

色見本
色見本帳は、実際に使われる塗料を一色ずつ紙に塗ってまとめたものです。

一度に多くの色をみられるので、外壁塗装の色決めをする際によく利用されています。

色見本帳は、塗料メーカーが作成したものと一般社団法人日本塗料工業会が発行したものの大きく2種類に分けられます。

【塗料メーカーの色見本帳】
施工店で色の提案時に利用することが多いのが、塗料メーカーが作成した色見本帳です。

外壁や屋根塗装に向いている塗料や、最新の主流の色を中心に掲載しているのでトレンドにあった適切な塗料選びが可能です。

ただ、色見本帳を利用するときは、以下2点にご注意ください。

● 色が限られている場合がある
● カタログと一体型ではプリンター用のインクが利用されている場合があり、実際の色とは異なる可能性がある

【日本塗料工業会が発行する色見本帳】
日本塗料工業会が発行する色見本帳は、全国共通の色票番号が使用されており、メーカーのカタログに載っていない色も記載があります。

色について何も決まっていない方が、好みを調べるのにぴったりです。

日本塗料工業会が発行する色見本帳を利用する際は、以下の注意点を確認しておきましょう。

● 色褪せしやすい色や、外壁塗装に向いていない色も掲載されている
● 外壁用の塗料では、同じ色を出せない場合がある

塗料を塗った塗り板

塗り板を持つ業者
外壁塗装の色を決める際に「塗り板」を利用することもあります。

塗り板は実際に使う塗料を使用しているので、仕上がりにより近いイメージができます。

一般的にA4サイズで作成されるので、色見本帳よりも大きなサイズで確認可能です。

ただ塗り板の作成には費用が発生する場合があるので注意が必要です。

塗り板は、ある程度色が決まった後に最終確認として利用することをおすすめします。

カラーシミュレーション

カラーシミュレーションとは、実際の家の写真などを使い、パソコンの専用ソフトで外壁や屋根の色をシミュレーションできるものです。

簡単に色を変えることができ、多くの色のシミュレーションが可能です。

完成後のイメージがしやすいので、とくに外壁をツートンカラーにしたい方やワンポイントで差し色を入れたい方に適しています。

カラーシミュレーションの注意点は以下のとおりです。

● カラーシミュレーションを実施していない会社や費用が発生する会社がある
● モニターの色と実際の色に誤差がある

簡易的に無料でカラーシミュレーションができるサイトもあるので、参考にしてみるとよいでしょう。

外壁塗装で色見本を使うときの注意点3つ

色見本を確認する人
色見本を使うときの注意点は以下3つです。

● サンプルは大きめのものを使う
● 色見本を見る場所の明るさに注意する
● 見本と実際の色でどれくらい違いがあるか把握する

ここでは上記の注意点について解説しますので、色見本の利用を検討中の方はぜひ参考にしてください。

サンプルは大きめのものを使う

色選びで使うサンプルは大きめのものを使うようにしましょう。

色には、以下のような「面積効果」があります。
【面積効果とは】

面積効果とは、同じ色でも面積が違うと色の見え方が変わる現象です。
面積効果による見え方は以下のような違いがあります。

・明るい色→面積が大きくなると、明るく見える
・暗い色→面積が大きくなると、暗く見える
家の外壁となると非常に大きな面積なので、小さなサンプルのみで決めてしまうとイメージとの不一致が起こりやすくなります。

仕上がり後のトラブルを避けるためにも、色を決定する際はできるだけ大きなサンプルを使用するようにしましょう

色見本を見る場所の明るさに注意する

色見本を見る場所の明るさも、色の見え方を左右する要因のひとつです。

色見本帳や塗り板は、一般的には室内で見ることが多いでしょう。

しかし室内の照明のもとで見るのと、屋外で日光のもと見るのとでは色の見え方が異なります。

さらに色の見え方は、電球色や温白色といった照明の色も影響してきます。

実際に塗装をする外壁は屋外にあるので、外壁の色見本を決めるときは室内での確認だけでなく、晴れた日に屋外でも確認するようにしましょう

見本と実際の色でどれくらい違いがあるか把握する

前述したとおり、見本は実際の色と異なって見えることがほとんどです。

色を確認する色見本帳や塗り板の大きさ、ディスプレイによって色の見え方は異なります。

そのため、見本通りに仕上がると思わず、実際にはどのような色味になるのかにも考慮して色選びを進めましょう

可能であれば施工事例の写真と色見本を比較して、仕上がりイメージを確認するのがおすすめです。

外壁塗装について
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外壁塗装の色を選ぶときのポイント5つ

外壁塗装の初心者のイメージ
外壁塗装の色を選ぶ際のポイントは、以下の5つです。

● 目指したい印象を決める
● 汚れやすさ・色褪せやすさを考慮する
● 使う色は基本的に3色までにする
● 塗装できない部分との相性を確認する
● ツヤ感を確認する

上記のポイントについて詳しく解説しますので、外壁塗装の色選びでお困りの方はぜひ参考にしてください。

目指したい印象を決める

外壁の色を選ぶときは、まず家をどのような印象にしたいかを決めましょう。

はじめから色見本から選ぼうとしても、種類が豊富にあり決めるのは難しいでしょう。

まずは「スタイリッシュな家」「ナチュラルな家」など方向性から決めるのがおすすめです。

それから色の系統を決め、色見本を使って具体的な色を決めていきます。

近所の住宅や建物をみたり、SNSでイメージに近い住宅の写真を探したりすると、方向性が決めやすくなるでしょう。

汚れやすさ・色あせやすさを考慮する

外壁塗装の塗り替え周期は約10年といわれており、色を選ぶときには外壁塗料の汚れやすさや色あせやすさにも考慮が必要です。

色によっては汚れが目立ちやすく、掃除やメンテナンスが頻繁に必要になる場合もあります。

原色に近い色は汚れや色あせが目立ちやすい一方で、落ち着いた色は色あせが目立ちにくくなります。

汚れや色あせが目立つ色と目立たない色は、以下のとおりです。

【汚れや色あせが目立つ色】
● ブラック
● ホワイト
● ブルー など

【汚れや色あせが目立ちにくい色】
● ベージュ
● グレー
● クリーム色 など

使う色は基本的に3色までにする

近年ではアクセントカラーやワンポイントカラーを入れた外壁が人気です。

しかし色を入れ過ぎてしまうと、まとまりのない仕上がりになってしまう可能性もあります。

そこで外壁に使う色は3色までにするのがおすすめです。

家の外観には雨どいなどの付帯部がありますが、付帯部の色も含めて家の外観に使う色は3色までにしましょう。

塗装できない部分との相性を確認する

家の外観には、窓枠や玄関などのアルミ製品などの塗装できない部分があります。

色を選ぶ際は、窓枠や玄関の色との相性も確認しましょう。

相性の悪い組み合わせにしてしまうと、窓枠や玄関だけ浮いてしまいます。

ツヤ感を確認する

ツヤがある塗料とない塗料があります。

「ツヤあり」と「ツヤなし」では仕上がりの印象が大きく変わります

ツヤ感は、塗り板などのサンプルで確認しましょう。

外壁塗装について
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色別!外壁塗装の事例紹介

黒い外壁の住宅
外壁塗装の施工事例を4つ紹介します。

● 事例1:デザインにこだわった青系の塗装に
● 事例2:淡い色味の外観からシックモダンな濃いブルーの外観に
● 事例3:落ち着いた印象のグレーの外観に
● 事例4:明るい黄色の外壁でガラッと変わった印象に

当サイト(リショップナビ外壁塗装)に加盟する施工業者の外壁塗装の事例を紹介しますので、ぜひデザインや価格を参考にしてください。

事例1:デザインにこだわった青系の塗装に

青い外壁の住宅
施工日数:30日間
リフォーム箇所:外壁塗装・外壁
リフォーム費用概算:約121万円
色調:青系

中古住宅を購入後に外壁塗装を行いました。
青系のツートンカラーでおしゃれな仕上がりになっています。

事例2:淡い色味の外観からシックモダンな濃いブルーの外観に

プレミアムシリコンで塗装した外壁の住宅
リフォーム箇所:外壁塗装・外壁
リフォーム費用概算:50~100万円
採用メーカー・シリーズ:エスケー化研 エスケープレミアムシリコン

築30年以上の住宅の外壁を淡いピンク色からシックモダンに一新。
エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」を使用し、機能性が向上しました。
濃いブルーでおしゃれな仕上がりになっています。

事例3:落ち着いた印象のグレーの外観に

グレーの外壁の住宅
施工日数:14日間
リフォーム箇所:外壁塗装・外壁
リフォーム費用概算:約200万円
色調:青系

水色を基調とした外観でしたが、グレーを基調とした落ち着いた雰囲気になりました。

屋根にはアルティメットルーフⅡ、外壁はアルティメットコートの塗料を使用しています。
玄関ドアやブロック塀に合わせた色で外壁と屋根を塗装しました。

事例4:明るい黄色の外壁でガラッと変わった印象に

オレンジの外壁の住宅
リフォーム箇所:外壁塗装・外壁
リフォーム費用概算:250~300万円

外壁の色をガラッと変えてみたいという依頼主の要望をもとに、淡いベージュから明るい黄色に塗り替えました。

塗装の色見本帳はとても小さく、PCの画面から見る色やプリントアウトしたものの色は実際の色と異なります。

そのため色決めの際には、塗料メーカーから取り寄せたA4の大きさのサンプルをもとに、依頼主が色を決定しました。

外壁塗装では色見本を上手に活用しよう

色見本とカラーシミュレーションのイメージ
外壁塗装の色選びをする際には、以下のポイントを抑えて行うのがおすすめです。

● 色の系統・イメージを決め、色見本帳で具体的な色を決める
● カラーシミュレーションで確認する
● 色見本帳や塗り板に、実際に屋外で日光が当たった際の色を確認する

色見本を使う場合は、本記事にある注意点を参考に適切な使い方をしましょう。

また色選びで困ったときは、施工業者などの専門家に相談するのがおすすめです。
施工業者選びは相見積もりがとれる当サイトから行ってみてください。
外壁塗装で色見本を利用する場合の注意点を教えてください。
「大きめのサンプルを利用するようにする」「色見本を確認する場所の明るさに気を付ける」といったことが挙げられます。
詳しくは、こちら
外壁塗装で色を選ぶ際のポイントを教えてください。
「汚れや色褪せのことも考慮すること」「窓枠など塗装が基本的にできない部分との相性も考えること」などです。
詳しくは、こちら

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