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外壁に使う塗装剥離剤とは?使用するタイミングや注意点もわかりやすく解説

塗装剥離剤と聞くと、どのような溶剤かイメージできても、特徴やどんなときに使用するかわからないという方も多いです。また、溶剤は人体や環境に悪影響があるのではないかと心配にもなることでしょう。塗装剥離剤を使用する際の注意点も、ぜひ知っておきたいところです。この記事では、外壁に使う塗装剥離剤について以下のような基礎情報を解説していきます。塗装剥離剤について詳しく知っておくことで、安心して使用できて、工事の失敗も防げるでしょう。

この記事の目次

  • 1塗装剥離剤とは
  • 2塗装剥離剤を使用するのはどんなとき
  • 3塗装剥離剤の種類
  • 4塗装剥離剤の使い方
  • 5塗装剥離剤を使用する際の注意点
  • 6塗装剥離剤の施工を、安心して依頼できる業者の選び方
  • 7塗装剥離剤は正しい方法で使用することで安全に塗膜を剥がせる

塗装剥離剤とは

外壁に使う塗装剥離剤とは?使用するタイミングや注意点もわかりやすく解説
塗装剥離剤とは、新しく外壁塗装する際、既存の塗膜を剥がすために使用する溶剤です。
外壁を塗装する際、古い塗膜が残っていると、密着性が落ちるため塗料がきれいに塗れません。
剥離剤の使用は、塗装作業において下地処理に分類されます。

しかし、一般的に住宅の外壁塗装の下地処理は、高圧洗浄や、手作業で塗膜を削るケレン作業などが行われます。
それでは、塗装剥離剤が使用されるのはどんなときか、以下で解説していきます。

塗装剥離剤を使用するのはどんなとき

塗装剥離剤を使用するのはどんなとき
塗装剥離剤を使用するのは、主に以下の2つのようなときです。

・塗り直しが必要なとき
・ケレン作業だけでは塗膜が剥がれないとき

それぞれの状態について、詳しく解説していきます。

塗り直しが必要なとき

塗装剥離剤は、施工不良のために再塗装が必要なときに使用します。
外壁塗装は、塗料の種類によって異なりますが、およそ10年ごとに塗り直しを行います。
しかし、施工不良で塗膜に問題がある場合、耐用年数が短くなるため塗り直しが必要です。

塗り直しをする際、きれいに塗膜を剥がす必要があるため、塗装剥離剤を使用します。

ケレン作業だけでは塗膜が剥がれないとき

ケレン作業だけで塗膜が剥がれないときにも、塗装剥離剤を使用します。
ケレン作業とは、外壁塗装の下地処理のひとつで、サビや汚れ、古い塗膜などを電動ブラシや紙やすりで削り落とすことです。


塗装剥離剤の使用について
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塗装剥離剤の種類

塗装剥離剤の種類
塗装剥離剤には、主に以下の3つの種類があります。

・ジクロロメタン
・水性
・非塩素系(アルコール)

それぞれの種類について、どのような特徴があるか詳しく解説していきます。

ジクロロメタン

ジクロロメタンは、塩素系の有機溶剤で、既存の塗膜を溶かす効果があります。

有機溶剤とは、物質を溶かせるほどの強力な有機化合物のことです。アルコールやガソリンなどが該当します。
揮発性に優れており、蒸発しやすいです。

ジクロロメタンは環境や人体に悪影響があるため、最近ではほぼ使用されていません。
また、使用する際は蒸発時に蒸気を吸い込まないよう、必ず防護マスクなどを着用して作業しなければなりません。

水性

水性の塗装剥離剤は、塗膜を柔らかくして剥がしやすくする効果があります。
ジクロロメタンのように塩素系の有機溶剤が配合されていないため、人体や環境に優しいタイプです。
また、塩素系の刺激臭もないため、作業がしやすいです。

非塩素系(アルコール)

非塩素系の塗装剥離剤は、主成分がアルコールで、既存の塗膜を柔らかくして溶かす効果があります。
アルコールが含まれているため、水性に比べると刺激臭があります。

塗装剥離剤の3つの種類の特徴を、わかりやすく一覧表にしてまとめました。
剥離剤の種類特徴
ジクロロメタン・成分が塩素系
・既存の塗膜を溶かす
・蒸発しやすい
・人体や環境に悪影響がある
・刺激臭がする
水性・主成分が水分
・既存の塗膜を柔らかくする
・人体と環境に優しい
・嫌な臭いがほぼない
非塩素系(アルコール)・主成分がアルコール
・既存の塗膜を溶かす
・臭いが少し気になる

塗装剥離剤の使い方

塗装剥離剤の使い方
塗装剥離剤には、スプレータイプと液体タイプがあり、それぞれ使い方が異なります。
スプレータイプは、塗装を剥がしたい箇所に吹き付けて使います。
広範囲の作業におすすめです。

液体タイプは、ハケを使って塗っていきます。
細かな部分への作業にもおすすめです。

どちらのタイプでも塗装後しばらく放置すると塗膜が柔らかくなります。
その後、ケレン棒やスクレーパーなどで削ぎ落とします。

塗装剥離剤の使用について
\地元の業者に相談したい!/

塗装剥離剤を使用する際の注意点

塗装剥離剤を使用する際の注意点
塗装剥離剤を使用する際の注意点は、主に以下の3つです。

・マスクや手袋を装着する
・臭い対策をする
・外壁や屋根を傷めないようにする

それぞれの注意点の具体的な内容を解説していきましょう。

マスクや手袋を装着する

塗装剥離剤には、人体に悪影響を与えるタイプもあるため、マスクや手袋を装着して作業するようにしましょう。

塗装剥離剤が皮膚に付着したり、吸い込んでしまったりすると中毒症状を起こす場合があります。
健康被害を起こさないよう、注意して作業しなければなりません。

臭い対策をする

塗装剥離剤は臭いがきついことも多いため、施工する方だけでなく、住民や隣家への対策も必要です。

塗装剥離剤を使用する前に、隣家へ工事のあいさつをしておくことをおすすめします。
「いつ」「何時ごろ」に塗装剥離剤を使用するため、臭いが発生するかもしれないことを伝えておきましょう。

外壁や屋根を傷めないようにする

塗装剥離剤は塗膜を溶かすほどの溶剤なので、使用方法を間違えると外壁や屋根を傷める可能性があります。
外壁や屋根を傷めると、補修工事が必要になるため注意して作業しなければなりません。

使用方法を守り、丁寧に塗布するようにしましょう。

塗装剥離剤の使用について
\地元の業者に相談したい!/

塗装剥離剤の施工を、安心して依頼できる業者の選び方

塗装剥離剤の施工を、安心して依頼できる業者の選び方
塗装剥離剤の施工の優良業者の選び方を紹介していきます。
主に、以下の3つの点を押さえておきましょう。

・相見積もりして業者を比較する
・施工実績が豊富か確認する
・営業担当者が親切かをチェックする

それぞれのポイントについて、わかりやすく説明していきます。

相見積もりして業者を比較する

相見積もりして業者を比較する
工事の相見積もりをすることで、複数の業者を工事内容と価格の面から比較できるため、優良業者を見つけやすいです。

相見積もりでは、複数社に同じ工事内容で見積もりを出してもらうよう依頼します。
出してもらった見積書の内容を確認して、価格は費用相場に近いか、工事内容は適切かをそれぞれチェックします。

費用相場に近い価格を提示していて、工事内容も納得できる業者に依頼するようにしましょう。

施工実績が豊富か確認する

施工実績が豊富か確認する
施工実績が豊富で内容を開示している業者は、技術力も高く、トラブルが少ない優良業者と考えられます。
反対に、施工実績を開示していない業者は注意しておきましょう。
トラブルが多く、成功した施工実績が少ない可能性があります。

業者に工事の相談をする際は、施工実績の開示も依頼してみましょう。

営業担当者が親切かをチェックする

営業担当者が親切かをチェックする
工事の相談をする際に、営業担当者が親切であれば、職人の質も高いことが多いです。
実際に契約するかまだわからない顧客相手に親切な営業をする担当者がいる会社は、社員教育が行き届いていると言えます。

同じ会社で働く職人へも、社員教育や技術力の向上のためのサポートをしっかりしていると考えられるでしょう。

塗装剥離剤は正しい方法で使用することで安全に塗膜を剥がせる

塗装剥離剤は正しい方法で使用することで安全に塗膜を剥がせる
塗装剥離剤は、既存の塗膜をきれいに剥がして下地を整えるために必要な溶剤です。
ただし、使い方を間違えると人体や環境に悪影響を与えてしまうため、注意が必要です。
塗装剥離剤を使っての塗装は、安全に施工してくれる優良業者に依頼するようにしましょう。

最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。

塗装剥離剤は、人体に影響を及ぼしますか?
塗装剥離剤には主に3つの種類があり、中には人体などに悪い影響を及ぼすものもあれば、人体や環境に優しいものもあります。
塗装剥離剤の主な種類と特徴について、詳しくは、こちら
塗装剥離剤を使うときの注意点はありますか?
注意点の1つに「使い方を誤ると外壁や屋根を傷める可能性があるので、正しい使用方法で丁寧に塗ること」が挙げられます。
主な注意点は、こちら
塗装剥離剤の施工は、どんな業者は避けたほうがよいですか?
例えば、施工実績を開示していない業者は、開示できないくらいトラブルが多い業者とも考えられるので、避けたほうがよいでしょう。
主な業者の選び方は、こちら
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