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外壁塗装で使われる無機塗料とは?他の塗料との違いやオススメのメーカーまで!

無機塗料は他の塗料と比べて、耐候性と耐用年数が高い優れた塗料です。しかし、無機塗料について間違った理解をしている人も少なくありません。この記事では、無機塗料の正確な定義や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説。また、無機塗料と他の一般的な塗料の費用や耐用年数の比較も行っています。自分の家に適切な塗料はどれか、参考にしてみてください。オススメの無機塗料メーカーや実際の商品についても紹介。最後に、無機塗料で失敗しないための注意点についても丁寧にお伝えしています。

この記事の目次

  • 1無機塗料とはどんな塗料のこと?
  • 2無機塗料のメリット・デメリットは?
  • 3無機塗料の費用相場と耐用年数を比較
  • 4オススメの無機塗料メーカーや商品を紹介
  • 5まとめ:無機塗料を使った外壁塗装で失敗しないために

無機塗料とはどんな塗料のこと?

外壁塗装で使われる無機塗料とは?他の塗料との違いやオススメのメーカーまで!
無機塗料は、他の一般的な塗料と比べて価格は高い(4,500〜5,500円/㎡)ですが、耐候性と耐用年数に優れています。
ではなぜ、無機塗料は他の塗料よりも高性能なのでしょうか?

そもそも、塗料は「有機塗料」「無機塗料」の2種類に分かれます。
それぞれの違いについて解説しながら、無機塗料の特徴をもっと詳しく見ていきましょう。

有機塗料と無機塗料の違いとは

有機塗料とは一般的な塗料のことです。
アクリル、シリコン、フッ素塗料などが例としてあげられます。

有機塗料には樹脂成分(アクリル、シリコン、フッ素など)が入っており、樹脂によって塗料の性能やグレードが決まります。
また、樹脂が紫外線によって分解されることで、退色や変色などの劣化症状が発生します。

一方、無機塗料には樹脂成分が含まれておらず、ガラスなどの無機物が主成分となっています。
劣化の原因となる樹脂成分が含まれていない為、一般的な有機塗料と比べて高性能なのです。

無機有機ハイブリット塗料と呼ばれることも

「無機塗料は無機物を主成分としていて樹脂成分を含まない塗料」と上では書きましたが、正確に言うと少し違います。

無機物だけでは塗料としての粘着性を持たせることができない為、実際には樹脂などの有機物が配合されています。
こういった理由から、無機塗料のことを「無機有機ハイブリット塗料」「無機ハイブリット塗料」と呼ぶことも。

ここで注意が必要なのは、無機塗料において無機物と有機物の割合に明確な決まりがないということです。
繰り返しになりますが、有機物は樹脂成分を含んでおり劣化します。
いくら無機物が含まれていようが、有機物の割合が多くなってしまうと、それだけ劣化がしやすくなってしまうのです。

中には質の悪い無機塗料も存在するので、注意しましょう。
記事の後半で、オススメの無機塗料や大手メーカーも紹介するので、そちらも参考にしてみてください。

無機塗料のメリット・デメリットは?

無機塗料のメリット・デメリットは?
あらためて、無機塗料のメリットについて紹介します。
また、他の塗料と同様、無機塗料にもデメリットがあります。
デメリットについてもしっかりと把握しましょう。

メリット

耐候性・耐用年数が高い

紫外線によって劣化する樹脂成分がほとんど含まれないので、耐候性に優れています。
それに伴い耐用年数も比較的長いです。
条件や商品によって様々なのですが、20年以上は一般的にもつとされています。

カビ・苔が発生しにくい

カビ・苔が発生しにくい
無機塗料を使用すると、カビや苔が発生しにくくなります。
理由は、カビや苔が栄養にして繁殖する有機物が含まれていないからです。

通気性や日当たりが悪く、外壁のカビや苔に悩んでいるといった方は、ぜひ無機塗料を検討してみてください。

汚れにくくセルフクリーニング機能がある

汚れにくくセルフクリーニング機能がある
無機塗料は、ホコリなどの汚れがつきにくい効果があります。
これは静電気が発生しにくいからです。

また、外壁に汚れが付着しても、雨水で洗い流されます。
これは無機塗料が親水性に優れているからです。

親水性とは、水を弾くのではなく水を馴染ませる性能のこと。
雨が降れば、外壁と汚れの間に雨水が入り汚れと一緒に洗い落ちてくれます。

不燃性がある

不燃性がある
無機塗料は鉱物などの無機物を主成分としているので、燃えにくいです。
しかし、有機物なども含んでいるので、まったく燃えないという訳ではありません。

デメリット

価格が高い

価格が高い
やはり、他の塗料と比べて圧倒的に価格が高いのはデメリットの1つでしょう。
しかし、耐用年数も長いのでコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
外壁の塗装工事の回数を減らしたい方にはオススメです。

ヒビ割れがしやすい

ヒビ割れがしやすい
無機塗料でできた塗膜(塗装の膜)は、ヒビ割れしやすいです。
無機物が主成分のため非常に硬い塗膜となってしまい、外壁にヒビが入ってしまうと一緒に塗膜もヒビ割れてしまいます。

ヒビが入りやすい外壁には向いていないかもしれません。

扱いが難しく職人の技術に左右される

扱いが難しく職人の技術に左右される
無機塗料だけでなく高額な塗料全てに当てはまることですが、技術ある職人がきちんとした手順で塗装を行わなければ、期待通りの効果は見込めません。
20年以上の耐久性をもつはずの塗料が5年以内に剥がれてしまう、というようなこともあり得ます。

期待通りの効果を得るためにも、外壁塗装の業者選びも大切にしましょう。

再塗装が難しい場合がある

無機塗料の塗膜には、汚れが付着しにくいというメリットがあることは上で紹介しました。

しかし、これがデメリットになる場合もあります。
無機塗料の上から新しい塗料を塗り直そうとすると、新しい塗料が密着しにくく剥がれやすくなってしまうことがあるのです。

無機塗料の上から再塗装することは難しい場合もある、と覚えておきましょう。

ツヤ消しができない

外壁のツヤに関しては、意見が分かれるところです。
ツヤ有りの方が「キレイ」「新築みたい」と言う方もいれば、「安っぽい」「反射しすぎる」と良く思われない方もいらっしゃいます。

無機塗料に関しては、基本的にはツヤを消すことができません。
できたとしても、調整して3〜5分艶までのようです。
調整しすぎると塗りムラができるなどして機能が失われてしまう恐れがあります。

無機塗料の費用相場と耐用年数を比較

ここであらためて、無機塗料の費用相場と耐用年数をまとめました。
他の一般的な塗料とも比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。
塗料単価耐用年数
無機塗料4,500〜5,500円/㎡20〜25年
アクリル1,400~1,600円/㎡5~7年
ウレタン1,700~2,200円/㎡8~10年
シリコン2,300~3,000円/㎡10~15年
フッ素3,800~4,800円 /㎡15~20年
無機塗料は、一般的によく使用されるシリコン塗料と比べて2倍近い単価です。
しかし、耐用年数も20〜25年と他と比べて長くなっています。

総合的なコストパフォーマンスでみたら、お得な塗料と言えるかもしれませんね。

無機塗料は30年以上もつって本当??

まれに訪問販売の営業マンや塗装業者が、「無機塗料は30年以上もちます。」と言ってくることがあります。
ハッキリ言うと、これは全くの嘘です。

無機塗料に限らず、今現在販売されている塗料の中に30年以上もつと保証されているものはありません。

30年以上もつなどと言って塗料を勧めてくるのは悪徳業者である可能性が高いです。
もしそのような業者がいれば、注意しましょう。

オススメの無機塗料メーカーや商品を紹介

オススメの無機塗料メーカーや商品を紹介
無機塗料の中でオススメのメーカーや商品を紹介します。

無機塗料も品質によって様々です。

安心できる商品を選ぶなら、やはり大手メーカーがオススメ。
大手メーカーの商品であれば使用したレビューなどの情報が簡単に手に入りやすいです。
また、メーカー自身も塗料に関する様々な情報を開示しています。
メーカー名商品名
日本ペイントセラミックトップg
関西ペイントアレスダイナミックMUKI
エスケー化研スーパーセラタイトF
日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研、この3社が塗料メーカーの大手です。
ここで紹介した商品は代表商品の一部ですので、もっと無機塗料について知りたい方は各メーカーのサイトを訪れるのも良いかもしれません。

また、大手メーカーではありませんが、以下の商品もオススメです。
メーカー名商品名
ダイフレックススーパーセランフレックス
東日本塗料フローン無機防水
KFケミカルKFワールドセラシリーズ

まとめ:無機塗料を使った外壁塗装で失敗しないために

無機塗料は他の一般的な塗料と比べて高価ですが、耐候性や防汚性などの性能があり耐用年数も長いです。
もちろん、ヒビ割れなどのデメリットもあるので、メリット・デメリットの両方を把握した上で、無機塗料を採用するかどうか決めましょう。
長期的なコストパフォーマンスを重視する人や塗装工事の回数を減らしたい人には特にオススメできます。

また、無機塗料での外壁塗装を成功させるには、職人の技術も必要不可欠です。
まずは、信用できる業者を探して相談するところから始めましょう。

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