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外壁のクラック補修が必要な理由や手順とは?かかる費用や基礎知識も解説!

「クラック補修の手順やかかる費用相場が知りたい」「クラック補修の際の注意点が知りたい」外壁にクラックが発生した場合、このような悩みを持つ方も多いことでしょう。クラックは外壁だけでなく住宅全体にも悪影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ早めに補修する必要があります。クラック補修に関する基礎知識を持っておくことで、外壁や住宅劣化を防げるでしょう。

この記事の目次

  • 1外壁のクラックとは?
  • 2外壁のクラックが起こる原因
  • 3外壁のクラック補修が必要な理由
  • 4クラック補修の手順
  • 5外壁のクラック補修にかかる費用相場
  • 6外壁のクラックを補修する際のポイント
  • 7定期的なクラック補修で住宅の劣化を防ごう!

外壁のクラックとは?

外壁のクラックとは?
クラックとは、英語で「割れ目」「裂け目」という意味で、建築の現場では外壁にできるひび割れを指します。

外壁でできるクラックには、主に以下の4種類があります。

・ヘアークラック
・構造クラック
・乾燥クラック
・縁切れクラック

それぞれのクラックの種類について、詳しく解説していきましょう。

ヘアークラック

ヘアークラックとは、髪の毛のように細く長いひび割れのことです。
塗膜の経年劣化などによって発生しますが、すぐに外壁材や住宅内部へ影響することはほとんどありません。

ただし、放置しておくとひび割れが広まり、雨漏りや内部の腐食の原因となるため、補修が必要です。

構造クラック

構造クラックとは、地震などによって住宅に力が加わることで起こるひび割れのことです。

構造クラックはひび割れが外壁の下地にまで及んでいる可能性が高く、住宅内部まで損傷が広まったり、倒壊したりする恐れがあります。
できるだけ早い補修が必要です。

乾燥クラック

乾燥クラックとは、モルタルなどの外壁材で多く発生するひび割れで、原因は水分の蒸発時に起こる収縮です。

モルタル外壁は、壁材と水を混ぜて塗装する「湿式工法」という方法で下地を仕上げます。

この下地が完全に乾燥する前に塗料を塗ると、下地の収縮に追従できずひび割れを起こしてしまいます。

下地が完全に乾燥すれば、乾燥クラックもそれ以上悪化することはありません。

縁切れクラック

縁切れクラックとは、外壁の一面を2度に分けて塗装した際、古い塗装面と新しい塗り口の間に発生するひび割れのことです。

外壁を2度に分けて塗装した場合、塗料の繋ぎ目部分が収縮してひび割れを起こしてしまいます。
外壁塗装は一度に仕上げるようにすることで、縁切れクラックは防げます。

クラックの種類ごとの特徴を、わかりやすく一覧表にまとめました。
クラックの種類特徴
ヘアークラック・髪の毛のように細長いひび割れ
・内部への影響は少ないが早めの補修は必要
構造クラック・地震などによって発生するひび割れ
・危険度が高いため早急な補修が必要
乾燥クラック・モルタル外壁でよく見られるひび割れ
・水分が蒸発する際の乾燥によって発生
縁切れクラック・塗装面の繋ぎ目の収縮によって発生するひび割れ
・外壁塗装を1度で仕上げることで予防できる

外壁のクラックが起こる原因

外壁のクラックが起こる原因
外壁にクラックが起こる原因には、主に以下の4つがあります。

・経年劣化
・地震
・乾燥
・施工不良

それぞれの原因について、詳しく解説していきます。

経年劣化

外壁や塗膜の経年劣化によって、塗装面や下地が収縮したり膨張したりすることでクラックが発生しやすくなります。

外壁の耐用年数に合わせ、定期的に劣化している箇所はないか確認し、クラックが発生していれば補修するようにしましょう。

地震

地震によって住宅に力が加わり、外壁が歪んでクラックが発生することがあります。
地震や地盤沈下などの場合、クラックの状態が深刻なことが多いため、できるだけ早く補修する必要があります。

また、クラックの幅が広かったり深さが深かったりする場合には建物の倒壊の危険があるため、一旦避難などをして補修するようにしましょう。

乾燥

モルタルなど水を混ぜて仕上げる外壁材の場合、水分が蒸発して乾燥する際に収縮を起こしてクラックが発生することがあります。

外壁材が完全に乾燥していないうちに塗装をしないようにするなど、注意が必要です。

施工不良

業者による施工不良によって、クラックが発生することもあります。
基礎の施工に問題があったり、塗装技術が不足していたりと業者側の原因によります。

外壁のクラック補修が必要な理由

外壁のクラック補修が必要な理由
クラック補修が必要な理由には、主に以下の2つがあります。

・雨漏りによるカビや腐食
・シロアリなどの害虫の発生

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

雨漏りによるカビや腐食

雨漏りによるカビや腐食
クラックが発生すると、ひび割れた箇所から雨漏りして内部を腐食させてしまいます。
また、雨漏りによるカビも発生しやすくなります。

腐食やカビは住宅の劣化を進めてしまうため、クラックが発生したら早めに補修しなければいけません。

シロアリなどの害虫の発生

シロアリなどの害虫の発生
クラックによって住宅内部が雨漏りしたり湿気たりすることで、シロアリなどの害虫が発生する可能性があります。

シロアリは柱などの住宅内部を食べてしまったり、カビの原因になったりします。
シロアリなどの害虫は湿気のある場所を好むため、クラックによって雨漏りや腐食を起こさないよう定期的なメンテナンスや補修が必要です。

クラック補修の手順

クラック補修の手順
クラック補修では、主に以下のような2つの手順があります。

・シール充填工法
・Uカットシール工法

それぞれの補修手順について、詳しく解説していきます。

シール充填工法

シール充填工法
シール充填工法とは、クラックの幅が0.2ミリ以下で破損状況が深刻でない場合に行う方法です。

シール充填工法の手順は、以下のような流れになります。

1.シーリング材の充填
2.塗装

それぞれの手順について、解説していきます。

1.シーリング材の充填

クラック部分に、シーリング材を充填して埋めていきます。
シーリング材とは、防水性や気密性のある充填材のことです。
ペースト状で弾性があり、住宅のひび割れや隙間を埋めるために使われます。

2.塗装

シーリング材でクラックを補修したら、外観を整えるために塗装します。
外壁の色と差が出ないよう調整しながら塗装します。

Uカットシール工法

Uカットシール工法
Uカットシール工法とは、クラックの幅が0.3ミリ以上の場合に使われる工法です。
クラックの幅が広いので、再発を防ぐためにも補修箇所を整える必要があります。

Uカットシール工法の手順は、以下のような流れになります。

1.クラック部分をU字にカット
2.プライマー塗布
3.シーリング材の充填
4.塗装

それぞれの手順について、詳しく解説していきます。

1.クラック部分をU字にカット

電動カッターなどを使い、ひび割れに沿ってクラック部分をU字にカットしていきます。
カットした箇所を刷毛できれいに掃除します。

2.プライマー塗布

U字にカットしたクラック部分にプライマーを塗布します。
プライマーとは、下地とシーリング材の密着性を上げるための下塗り材です。

3.シーリング材の充填

プライマーが乾燥したら、シーリング材を充填します。
クラックの再発を防ぐためにも、シーリング材は丁寧に充填しなければなりません。

4.塗装

最後に、外観を整えるために外壁塗装を行います。
補修箇所が広い場合、外壁全体を塗装し直すこともあります。

外壁のクラック補修にかかる費用相場

外壁のクラック補修にかかる費用相場
クラック補修にかかる費用相場は、シール工法の場合1メートルあたり320円、Uカットシール工法の場合は1メートルあたり1,700円ほどです。
Uカットシール工法は使う道具や工程も多いため、費用が高くなります。

クラック補修方法別に、費用相場を一覧表にしてまとめました。
補修方法費用相場
(1メートルあたり)
シール工法320円
Uカットシール工法1,700円

外壁のクラックを補修する際のポイント

外壁のクラックを補修する際のポイント
クラックを補修する際のポイントは、以下の2つです。

・外壁を定期的にチェックする
・優良業者に依頼する

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

外壁を定期的にチェックする

外壁を定期的にチェックする
クラックは外壁の耐用年数に関わらず、外的要因によって発生することもあるため、定期的にチェックしてメンテナンスしなければなりません。

クラックが発生していないか定期的にチェックし補修することで、住宅劣化のスピードを緩められます。

優良業者に依頼する

優良業者に依頼する
外壁のクラックを補修する際は、優良業者に依頼することで施工不良を避けたり、耐用年数を延ばしたりできます。
優良業者を見分けるためのポイントは、以下の2つです。

・相見積もりする
・営業担当者が親身になって対応してくれる

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

相見積もりする

クラック補修を依頼する際には、相見積もりして複数社を比較し、優良業者を見分けましょう。

相見積もりとは、同じ工事内容で複数の業者に見積もりを出してもらうことです。
相見積もりすることで、工事の適正価格や施工内容を確認できます。

業者を比較するためにも、相見積もりは少なくとも3社に依頼するようにしましょう。

営業担当者が親身になって対応してくれる

クラック補修を依頼する際、営業担当者が親身になって相談に乗ってくれたり、対応したりしてくれる会社は優良業者と言えます。

営業担当者が丁寧な対応をする会社は社員教育が行き届いているため、そこで働く職人の技術や質も高いです。

反対に、営業担当者が不親切な場合には手抜き工事をされる恐れがあるため、そのような業者への依頼は避けましょう。

定期的なクラック補修で住宅の劣化を防ごう!

定期的なクラック補修で住宅の劣化を防ごう!
クラック補修は外壁だけでなく住宅の劣化を防ぐことにもつながります。
そのため、定期的にクラック補修やメンテナンスを行うようにしましょう。

また、クラック補修は優良業者に依頼し、施工不良や手抜き工事を避けるようにしましょう。
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