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住宅の外装がアルミでも塗装できる?工事手順や費用、DIYできるかも解説!

更新日:
住宅の外装がアルミでも塗装できる?工事手順や費用、DIYできるかも解説!

「サッシやサイディングのアルミ素材は塗装できるの?」「アルミを塗装する方法や費用を知りたい」こういった疑問を持ってはいませんか?この記事では、住宅におけるアルミ素材の塗装方法や工事のタイミングなどを紹介します。アルミの塗装タイミングや注意点を知らないと塗膜がすぐに剥がれてしまいます。この記事を読んで正しい施工方法をチェックしておきましょう!

この記事の目次

  • 1外装のアルミ素材は塗装できるの?
  • 2アルミを塗装するのに適したタイミングは?
  • 3アルミ塗装をした場合の費用と耐用年数
  • 4住宅のアルミ素材を塗装する手順
  • 5アルミを塗装する場合の注意点
  • 6アルミ外装の塗装はDIYより専門業者に依頼しよう

外装のアルミ素材は塗装できるの?

外装のアルミ素材は塗装できるの?
アルミ素材の塗装は可能です。
従来は、アルミは塗料が密着しにくいため塗装が難しいとされてきました。
なぜ塗装が可能となったのでしょうか?

アルミは塗装可能

塗料は鉄と木以外の材料には密着しにくい性質があります。
このため鉄ではないアルミは塗装をしてもすぐ剥がれてしまっていたのです。

近年では塗装技術の向上によって、専用の下塗り塗料を使えばアルミにも塗装ができるようになりました。

ただし、鉄や木に比べると剥がれやすい事実は変わりません。
塗装する際には細心の注意が必要です。

アルミで作られている代表的な外装材

アルミで作られている外装材には以下の例があります。

 ・金属サイディングの外壁
 ・サッシ
 ・門扉
 ・ベランダの手すり

上記の部位を塗装する場合は、素材がアルミかどうかを確認しましょう。
アルミだった場合は専用塗料を使う必要があります。


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アルミを塗装するのに適したタイミングは?

アルミを塗装するのに適したタイミングは?
アルミの塗装に適したタイミングは以下の3つです。

 1.前回の塗装から10年が経過したとき
 2.アルミの劣化が進んだとき
 3.イメージを変えたいとき

具体的に解説していきましょう。

1.前回の塗装から10年が経過したとき

塗装の耐用年数(塗り替えする時期)は10年程度です。
前回塗装した時期がわかるのであれば10年後を目安に塗り替えを検討しましょう。


10年後に確認して劣化があまり進んでいないのであれば、さらに2〜3年後でも構いません。

どのような劣化状況だと塗装が必要なのかは以下で解説します。

2.アルミの劣化が進んだとき

年数よりも重要な目安となるのが、アルミ素材の劣化状況です。
以下の症状が発生していた場合は塗装を検討しましょう。

 ・塗膜の剥がれ
 ・チョーキング
 ・酸化アルミニウム(表面が白くなる)

アルミを既に塗装している場合は塗膜が剥がれている状態が塗り替えの目安となります。

塗装のチョーキングとは、指でふれると粉末がつく状態をさします。
塗膜が劣化して顔料と呼ばれる成分が露出しているために起こるでしょう。
チョーキングは塗膜が劣化している証明となるため、塗装を検討してみてください。

酸化アルミニウムとは、表面だけが錆びて白くなった状態です。
アルミは錆びにくい素材ですが錆びないわけではありません。
表面だけが酸化して内部を錆びから守る性質があるだけです。

酸化した表面の保護膜は内部を錆びから守ってくれますが、砂や潮風には弱く、見栄えも悪くなるためメンテナンスすることを推奨しています。

3.イメージを変えたいとき

劣化はしていないけれどサッシや門扉の色を変えたい場合も塗装のタイミングです。
もとの銀色でも見栄えはよいですが、他の色にすれば外壁や屋根と調和しやすくなるでしょう。

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アルミ塗装をした場合の費用と耐用年数

アルミ塗装をした場合の費用と耐用年数
アルミを塗装した場合の費用と耐用年数は、DIYと業者に依頼した場合で大きく異なります。

以下ではそれぞれの費用と耐用年数を紹介していきます。

DIYした場合の費用と耐用年数

DIYする場合の費用相場は、サッシだと1箇所あたり1〜3万円程度です。
主に、道具代と塗料代がかかります。

塗装の耐用年数は1〜10年程度でしょう。
塗る人の技術力と塗料のグレードによって耐用年数は変動します。

業者に依頼した場合の費用と耐用年数

業者に依頼した場合は、サッシだと1箇所あたり2〜5万円程度です。
主に道具代と塗料代、人件費がかかります。

塗装の耐用年数は10〜15年程度でしょう。
職人が塗料の性能を最高まで引き出してくれるため、耐用年数は塗料のグレードでのみ決まります。

住宅のアルミ素材を塗装する手順

住宅のアルミ素材を塗装する手順
DIY、業者ともに、アルミを塗装する基本的な手順は変わりません。
主に以下の手順で工事を行います。

 ①下地処理
 ②下塗り
 ③仕上げ塗り

それぞれの工程をチェックしてみましょう。

①下地処理

アルミ素材を塗装する場合はもっとも重要な工程です。
ケレン作業とも呼ばれ、サンドペーパーを使って下地の汚れを落としたり、目に見えないほど細かいギザギザを作ったりします。


細かいギザギザをアルミの表面に作る理由は、塗料を付着しやすくするためです。
ツルツルの表面だと塗料が密着する面積が少ないため剥がれやすいです。
しかし、ギザギザの面なら塗料が密着する面積が増えるため剥がれにくくなります。

②下塗り

下地処理をしたらプライマーを塗ります。
プライマーは、アルミ素材に塗料を密着させる透明な下塗り材です。
下塗りをしないとアルミ素材への塗装はすぐに剥がれてしまうでしょう。

③仕上げ塗り(中塗り・上塗り)

下塗りを乾燥させたら仕上げ塗装です。
仕上げでは同じ塗料を2回塗ります。

2回塗る理由は、1回だけだと十分な厚さを確保できないためです。
厚みがない塗装は耐久性が低下します。

「面倒だから1回で厚塗りすればいいのでは」と考える人もいるかも知れません。
しかし、塗料は1回に塗れる厚さが決まっています。

決まっている厚さを超えて塗ると、塗膜に穴があくといった問題が起こり、本来の耐久性を発揮できません。

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アルミを塗装する場合の注意点

アルミを塗装する場合の注意点
アルミを塗装する場合は以下の3つの注意点を意識しましょう。

 ・DIYでの塗装は避ける
 ・相見積もりをして業者を探す
 ・アルミに適した塗料を使う
 ・自社施工をしている専門業者に依頼する

注意点を無視して塗装すると、工事に失敗して再塗装が必要となり、費用が無駄になるおそれがあります。

DIYでの塗装は避ける

アルミの塗装をDIYでおこなうことは推奨していません。
なぜなら、アルミの塗装は難易度が高く、塗膜が短期間で剥がれやすいからです。

業者だと15年もつ塗料が、DIYで工事をすると1年で剥がれるおそれがあります。
DIYで失敗してすぐに再塗装となったら、業者に依頼するよりも工事費用が高くなるでしょう。

相見積もりをして業者を探す

アルミ素材に限りませんが、塗装工事をする業者は相見積もりで選びましょう。
相見積もりとは、同じ条件で2社以上の業者に見積もりを出してもらう手法です。

相見積もりをすると費用や工程が比較できるため、より優れた塗装会社を見つけやすくなります。

アルミに適した塗料を使う

アルミを塗装する場合は専用の下塗り塗料を使わなければ短期間で剥がれてきます。
アルミ用の下塗り塗料の例としては以下があります。

 ・日本ペイント株式会社「パーフェクトプライマー」
 ・エスケー化研株式会社「SK#1000プライマー」

基本的に業者が指定してくれますが、選べる場合は大手メーカーが販売している上記などを使えば安心でしょう

自社施工をしている専門業者に依頼する

塗装工事は、ハウスメーカーや工務店よりも自社施工をしている塗装専門会社に依頼することをおすすめします。

なぜなら、業者が専門外の工事をする場合、自社では技術がないため2〜5割の中間マージンをとって他社に委託しているからです。
下請けとなる会社は、塗装の専門業者です。

最初から自社で工事をしている専門業者に直接依頼すれば、中間マージンがないため同じ工事品質でも費用を2〜5割ほど節約できるでしょう。

自社で工事をしている業者はホームページで確認できる場合があります。
ホームページに職人の顔写真が掲載されている場合は雇用していると考えられ、自社施工をしている可能性が高くなるでしょう。

アルミ外装の塗装はDIYより専門業者に依頼しよう

アルミ外装の塗装はDIYより専門業者に依頼しよう
アルミ素材の塗装は、専用の下塗り材を使えば可能です。
塗装した場合の耐用年数は10〜15年程度と考えておきましょう。

下地処理を徹底して適切な塗装をしなければすぐに剥がれてしまうため、DIYすることはおすすめしません。

業者を探す場合は相見積もりをして、実績が豊富で無駄な工事をしない自社施工の会社を選ぶと費用を安くできるでしょう。

最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。

住宅の外装がアルミ素材でも塗装は可能ですか?
近年では塗装技術の向上によって、専用の下塗り塗料を使えばアルミにも塗装ができるようになりました。
アルミ塗装をした場合の費用について教えてください。
DIYする場合の費用相場は、サッシだと1箇所あたり1〜3万円程度です。業者に依頼した場合は、サッシだと1箇所あたり2〜5万円程度です。
アルミ塗装はDIYではダメですか?
下地処理を徹底して適切な塗装をしなければすぐに剥がれてしまうため、DIYすることはおすすめしません。

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