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水性塗料は雨に濡れても大丈夫?剥がれない理由や塗装時の注意点を紹介!

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水性塗料の塗装時の注意点について書いた当記事のサムネイル画像

「水性塗料は雨に濡れても大丈夫なのだろうか」「水性塗料は雨で剥がれたりしないか気になる」水性塗料での外壁や屋根の塗装をお考えの場合、このように雨の影響を心配する方もいらっしゃるでしょう。ペンやマジックなどと同じく、水性と聞くと水に塗れたら剥がれてしまうのではないかと気になるはずです。そこで、この記事では水性塗料への雨の影響や、油性塗料のとの違い・メリット、デメリットなども解説します。

この記事の目次

  • 1 水性塗料が雨に濡れても剥がれない理由
  • 2 水性塗料の特徴
  • 3 雨でも剥がれない水性塗料のメリットとデメリット
  • 4 水性塗料の乾燥にかかる時間
  • 5 水性塗料で塗装中に雨が降った場合の対処法
  • 6 水性塗料は雨では剥がれないが塗装時の環境には注意しておこう

この記事でわかること

● 水性塗料は、乾燥すると水分が蒸発して効果するため、雨に濡れても剥がれることは基本ない

● 油性塗料と違って、臭いがほぼなく取り扱いがしやすいなどのメリットがある

● 気温が低いと乾燥しにくかったり、ツヤが落ちやすいというデメリットがあるので注意が必要

水性塗料が雨に濡れても剥がれない理由

水性塗料は雨に濡れても大丈夫?剥がれない理由や塗装時の注意点を紹介!

水性塗料は乾燥すると水分が蒸発して硬化するため、雨に濡れても剥がれることは基本的にありません。

ただし、完全に乾燥するまでに塗装面が雨で濡れると塗料が垂れてしまうので、注意が必要です。

水性塗料を塗る際は、天気予報を確認して乾燥前に雨に濡れないように注意しておきましょう。

水性塗料の特徴

水性塗料の特徴

水性塗料は、顔料や樹脂に水を混ぜたタイプの塗料です。
水性塗料のほかに油性塗料がありますが、こちらは水の代わりに溶剤が使用されています。

塗料に含まれている水や溶剤は希釈剤で、これらの役割は樹脂を溶かすことです。
水性塗料は水が希釈剤なので、油性塗料に比べると安全性が高いのも特徴になります。

水性塗料は浸透性が高いため、モルタルや窯業系サイディングといった外壁材への塗装におすすめです。

>> モルタル外壁の塗装費用は?塗装の手順なども解説!
>> 窯業系サイディングは、どんな外壁材?メリット・デメリットなど、詳しく紹介!

反対に、金属系の素材への塗装にはあまり向いていません。
さらに、密着性も油性塗料に比べたら劣るため、下塗り材での使用は避けた方がよいでしょう。

>> 下塗り作業にあたるシーラー塗装について詳しく紹介!その役割や工法とは?

水性塗料と油性塗料の特徴を、それぞれわかりやすく一覧表にしてまとめました。

塗料タイプ

特徴

水性塗料

・水が希釈剤である
・安全性が高めである
・浸透性に優れている
・油性塗料に比べて密着性が劣る

油性塗料

・溶剤が希釈剤である
・耐久性の高い塗膜に仕上がる
・溶剤の臭いや健康被害に注意がいる

水性塗料の塗装について
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雨でも剥がれない水性塗料のメリットとデメリット

雨でも剥がれない水性塗料のメリットとデメリット

水性塗料のメリットとデメリットを紹介していきます。
メリットとともにデメリットも知っておくことで、水性塗料を使用しての塗装の失敗を防ぎやすくなるでしょう。

メリット

メリット

水性塗料のメリットは、主に次の3つです。

・臭いがほぼない
・取り扱いがしやすい
・工事費が安い

それぞれのメリットの具体的な内容を解説していきます。

臭いがほぼない

油性塗料は溶剤(シンナー)を使って樹脂を溶かすため、臭いが発生します。
塗装工事の現場の近くで嫌な臭いがして、気分が悪くなったという経験をお持ちの方も多いでしょう。

しかし、水性塗料は水で樹脂を溶かすため、臭いが少なく、施工の際に臭いが原因の体調不良を起こしにくいでしょう。

取り扱いがしやすい

取り扱いがしやすい

水性塗料は、引火性が低く健康被害も少ないため、油性塗料に比べて取り扱いやすいタイプの塗料です。

有害物質が少なく、健康や環境にも安心なので、特に小さなお子さまやペットがご自宅にいる場合は、水性塗料を使用するのがよいでしょう。

一方、油性塗料は引火性があったり、シックハウス症候群の原因になるVOC(揮発性有機化合物)が含まれていたりします。
また、シンナーが含まれている油性塗料は、危険物として取り扱わなければなりません。

火災を引き起こしやすい油性塗料の保管方法や保有可能量は、消防法で規定されています。
油性塗料をご自宅で保管する場合は、必ず消防法を遵守するようにしましょう。

工事費が安い

水性塗料は油性塗料に比べて、工事費が比較的安いこともメリットの1つです。
油性塗料は希釈剤が溶剤であるため、水性塗料よりも工事費が高くなる傾向があります。

しかし水性塗料の性能が著しく低いということはなく、塗装をして塗膜が硬化してしまえば、2つの塗料の性能に大きな差はありません

水性塗料の塗装について
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デメリット

デメリット

水性塗料のデメリットは、次の2つが挙げられます。

・気温が低いと乾燥しにくい
・ツヤが落ちやすい

それぞれのデメリットの内容を詳しく解説していきます。
水性塗料で塗装をする前に、ぜひ確認しておきましょう。

気温が低いと乾燥しにくい

水性塗料は油性塗料に比べて、気温が低い日は乾燥しにくいのがデメリットです。
水性塗料は、水分が蒸発することで塗膜が硬化します。
そのため、気温が低い環境では水分の蒸発に時間がかかり、乾燥しにくくなるのです。

冬や気温が低い地域で塗装を行う場合は、油性塗料の使用をおすすめします。

ツヤが落ちやすい

ツヤが落ちやすい

水性塗料は、経年劣化によってツヤが落ちやすいです。
風雨や紫外線の刺激にさらされ続けることで、ツヤが落ちるスピードはさらに上がります。
油性塗料の場合は、溶剤を使用しているため、ツヤを維持しやすいです。

塗膜にツヤが欲しいという方は、油性塗料を選ぶとよいでしょう。

水性塗料と油性塗料のメリットとデメリットをそれぞれわかりやすく、表にまとめました。
水性塗料と油性塗料の違いをチェックしてみてください。

塗料タイプ

メリット

デメリット

水性塗料

・臭いがほぼない
・取り扱いやすい
・価格が安い

・気温が低いと乾燥しにくい
・ツヤが落ちやすい

油性塗料

・密着性が高い
・耐久性が高い
・ツヤが長持ちしやすい

・臭いが発生しやすい
・体調不良を起こしやすい
・取り扱いに注意が必要

水性塗料の塗装について
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水性塗料の乾燥にかかる時間

水性塗料の乾燥にかかる時間

塗料の乾燥にかかる時間は、水性の場合3~4時間程度油性の場合おおよそ5時間以上です。
ただし、気温や天候などによっても大幅に変動します。

これは、油性塗料の希釈剤である溶剤の乾燥時間が、水性塗料の希釈剤である水の乾燥時間よりも長いためです。

一般的に、塗料は気温が5度より低く、湿度が85%を超える環境では乾燥しにくい性質をもっています。

そのため、水性、油性ともに気温が低過ぎて湿度が高い日に塗装すると乾燥にさらに時間がかかるでしょう。

塗膜の硬化がスムーズにいかないと、施工不良が起きることもあります。
塗装の施工不良を避けるためにも、工事は気温や湿度が適した環境のときに行うようにしましょう。

また、塗料を重ね塗りする際、下の塗膜が乾燥しきっていなかった場合も、乾燥時間が長くなる傾向があります。
塗膜がうまく硬化せず施工不良となる恐れもあるため、注意が必要です。

水性または油性塗料で塗装する際は、乾燥時間や適した温度、湿度などを守って施工するようにしましょう。

水性塗料で塗装中に雨が降った場合の対処法

水性塗料で塗装中に雨が降った場合の対処法

水性塗料で塗装中に雨が降った場合は、一旦中止して、乾燥するまで放置するようにしましょう。

雨で垂れてしまったり、塗膜が剥がれたりした部分は、再度上から塗装して補修します。

雨が降ったために工事のスピードを速めようと、しっかりと乾燥していない状態で塗装し直して失敗するケースも多いです。
必ず、塗膜が一度しっかりと乾燥してから再度塗り直すようにしましょう。

また、施工不良を避けるためにも、水性塗料で塗装する際は、晴れていて湿度が低過ぎない日に行うことをおすすめします。

水性塗料は雨では剥がれないが塗装時の環境には注意しておこう

水性塗料は雨では剥がれないが塗装時の環境には注意しておこう

水性塗料はしっかりと乾燥していれば、雨に濡れても基本的に剥がれません。

しかし、気温や湿度が作業に適していない場合、乾燥に時間がかかりやすかったり、施工の途中で雨が降って塗膜が剥がれてしまったりする可能性があります。

水性塗料で塗装を行う際は、天気や気温などをよく確認して、ベストなシチュエーションで施工するようにしましょう。

>> 水性塗料「パーフェクトトップ」とは?詳しく解説!
>> 外壁用の水性塗料「オーデフレッシュ」は、どんな塗料?特徴・価格も紹介!

最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。

水性塗料のメリット・デメリットを教えてください。

メリットは「工事費が安い」ことなどで、デメリットは「ツヤが落ちやすい」ことなどです。
詳しくは、こちら

乾燥時間は、水性塗料と油性塗料で異なりますか?

気温・天候なども影響しますが、塗料によっても乾燥時間が異なるので注意しましょう。
詳しくは、こちら

水性塗料を塗装中に雨が降った場合は、どのように対処すればよいでしょうか?

「塗装を一旦中止し、乾燥する待つ」といったことが対処法として挙げられます。
乾燥していない状態で、再塗装して施工に失敗するケースも多いです。
詳しくは、こちら

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