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屋根の雨漏り修理の費用はいくら?工事別の費用相場や失敗しないためのポイントを解説!

更新日:
雨漏り修復のイメージ

「雨漏りが発生したので修理したいけれど、費用はどのくらいかかる?」「雨漏り修理の工事方法には、どのようなものがあるの?」雨漏りが発生した場合、まずはこのように考えることでしょう。屋根の雨漏りは、内部の腐食によって大事な住宅の劣化スピードを速めるだけでなく、生活にも支障をきたすため、早めの対処が必要です。この記事では、屋根の雨漏り修理の費用相場や工法などについて解説します。

この記事の目次

  • 1屋根の雨漏り修理の費用
  • 2雨漏り修理が必要となる原因
  • 3屋根の雨漏り修理は自分でできる?
  • 4雨漏りの修理を失敗しないためのポイント
  • 5まとめ:雨漏りは住宅が腐食する原因となるため早めの修理を!

屋根の雨漏り修理の費用

作業着と電卓

屋根が雨漏りした際の修理費用の目安は次の通りです。

修理内容 費用相場(総額)
部分的な修理 10~60万円
屋根材全体の修理 70~200万円
(スレート屋根の場合)

雨漏りの原因を突き止めなければ適切な修理はできません。
原因調査には、足場を設置し劣化状況を確認するのが一般的です。

足場設置にも費用が発生することも念頭に置いておきましょう。

>> 足場設置の費用相場と必要性は?

続いて、「部分的な修理」と「屋根材全体の交換」の詳細を解説します。

部分的な修理

棟板金の交換

経年劣化や自然災害の影響などが原因で雨漏りが発生し、部分的な修理が必要になることがあります。

部分的な修理の費用相場は次の通りです。

工事内容 費用相場
コーキング補修 5~20万円
漆喰の補修 18~45万円
棟板金のみの交換 3~20万円
谷樋の撤去・交換 8~20万円
(※大掛かりな工事の場合は~80万円)
瓦のズレの修理・差し替え 1~5万円
ルーフィング/下地の補修・張り替え 5~30万円
雨樋の全交換 15~70万円
(足場代10~20万円を含む)

コーキングとは乾燥するとゴム状になるペースト状の充填剤です。
屋根材を固定する時や、ヒビが入っている箇所の補修にコーキング材を使用します。

谷樋とは屋根と屋根の間にある谷間の部分です。
雨水の排水で大事な役割を果たしますが、その分腐食が起こりやすいためメンテナンスが必要になってきます。

劣化箇所があまりに多い場合は、次にご紹介する屋根材全体の修理を検討しましょう。

屋根材全体の修理

屋根修理の様子

部分的な修理だけでは対応が困難な場合、「重ね葺き(カバー工法)」もしくは「葺き替え」を行いましょう。

重ね葺き(カバー工法)

重ね葺きの費用相場は30坪の住宅で70~240万円です。
その内訳の一部として、ガルバリウム鋼板を使用する場合は1㎡あたり6,000~7,000円ほど、スレートでは5,000円前後かかります。

重ね葺きとは、既存の屋根の上に新しい屋根材を設置する工法です。
既存の屋根を撤去する必要がないため、葺き替えと比べて工期が短めです。
しかし、屋根が二重となるため、住宅の重量が増えて耐震性が低下します。

重ね葺きは、工事費用を抑えたい、また工期を短くしたい方に向いている工法です。

ただし、経年劣化により下地が酷く傷んでいる場合や、瓦屋根を使用している場合はカバー工法はできません。

>> 屋根カバー工法(重ね葺き)の特徴を詳しく解説!
>> 屋根カバー工法がおすすめのケースは?失敗・後悔する原因を解説

葺き替え

葺き替えの費用相場は使用する屋根材によって異なりますが70~266万円です。
その内訳の一部として、金属屋根は1㎡あたり5,000円前後、粘土瓦では10,000円ほどかかります。

葺き替えとは、既存の屋根を撤去して新しい屋根材を設置する工法です。
新しい屋根材に交換するため、雨漏りの心配もありませんし、耐久性も上がります。
ただし、既存の屋根の撤去が必要となるため、工事費用が高くなります。

葺き替えは、屋根の下地が劣化している場合に有効な工法です。
工事費用が高くなってもいいので屋根の耐久性を上げたい方に向いています。

>> 屋根の葺き替え工事の費用相場は?屋根材ごとの価格もご紹介
>> 屋根修理の費用相場は?劣化症状ごとの工法や工期を解説!
>> 屋根工事の種類や費用を解説

屋根のリフォームは、屋根の面積や劣化状況、使用する屋根材によって費用は大きく異なります。
実際の費用が気になる方は、雨漏り修理が得意な業者に相談してみましょう。


雨漏りの修理について
\地元の業者に相談したい!/

雨漏り修理が必要となる原因

住宅の劣化による雨漏り

雨漏り修理が必要となる原因を5つ解説します。

それぞれの原因によって引き起こされる症状を把握しておきましょう。

経年劣化

屋根材や塗膜の劣化によって、防水機能が低下した場合に雨漏りが発生します。
それぞれの耐用年数を確認しておき、早めに補修や再塗装するようにしましょう。

>> 雨漏りを防ぐ!破風板の役割や劣化対策などを解説

屋根材の破損

台風や積雪などによって屋根材が破損した場合にも、雨漏りが発生します
屋根材の破損には、割れや浮き、また瓦のずれなどがあります。

特に、台風や積雪などの災害の後は屋根材が破損しやすいため、屋根周辺をよく確認するようにしましょう。

>> 建物を雨水から守っている「ルーフィングシート」とは?張り替える時期なども解説!

施工不良

屋根や外壁の施工不良によって、雨漏りが発生することがあります。
施工不良には、初期の工事ミスやコーキングの充填不足、太陽光パネル設置ミス、屋根塗装の際に縁切りをしていないなどが挙げられます。

>> コーキングは、乾燥不足だと問題あり?乾燥時間について解説!

棟板金と屋根の間の隙間

棟板金と屋根の間に隙間ができた場合、雨漏りが発生することがあります。

棟板金とは、スレートやコロニアルといった、金属屋根の頂上部に設置されているカバーのような板金のことです。
棟板金を設置することで、屋根の設置部分からの雨漏りを防げます。

>> コロニアルは、どんな屋根材?メンテナンス方法なども解説!

しかし、棟板金を留めている釘が浮いてしまったりサビてしまったりして、屋根との間に隙間ができることがあります。

ただ、近年ではサビに強いガルバリウム鋼板を用いたり、釘の代わりにステンレスのビスを使ったりするケースが増えています。

棟板金と屋根の間に隙間ができた場合、雨水が内部に流れ込み、雨漏りを引き起こしてしまうでしょう。

雨樋の詰まり

落ち葉や砂ぼこりなどが雨樋に詰まり、雨漏りを引き起こすことがあります。
雨樋が詰まると、雨水がうまく排水できなくなるため、定期的にチェックして掃除するようにしましょう。

>> 雨樋の補修・修理の費用

これらの原因は実際に確認しないと判断できません。
雨漏り修理が得意な業者に調査してもらうのが最も確実です。


雨漏りの修理について
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屋根の雨漏り修理は自分でできる?

住宅の修理のため設置された脚立

ご自身で屋根の雨漏り修理を行うのはおすすめできません

高所作業になるため、転落事故に繋がる恐れがあります。
建設業のプロでも年間100件以上の転落事故が発生していますので、素人の方の場合は数段リスクが高まります。

また、ご自身で修理を行うことで屋根を壊したり、雨漏りを悪化させたりする恐れもあります。

専門性の高い業者でないと原因を特定できず、適切な処置を行うのは困難です。
雨漏りが発生した場合は、業者に対応してもらいましょう。


雨漏りの修理について
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雨漏りの修理を失敗しないためのポイント

雨漏りの様子

初めてリフォームを行う場合、どのように業者を選べばよいのか迷ってしまうことでしょう。

良い業者を見つけて早く対処したい方に向けて、雨漏りの修理で失敗しないためのポイントをご紹介します。

雨漏りの発生箇所や状況をよく確認する

点検をする業者

修理が不十分とならないよう、雨漏りの発生箇所や状況をよく確認することが大切です。

雨漏りの発生は、屋根からだけでなく壁からの場合もあります。
雨漏りが発生したからと屋根だけ修理するのではなく、天窓や壁などもよくチェックするようにしましょう。

繰り返しになりますが、雨漏りの箇所や状況は素人では判断しにくいため、専門業者に現地調査を依頼することをおすすめします。

相見積もりする

電卓と書類

工事の際、無駄な出費を抑えるために、業者に依頼する前には相見積もりしましょう。
相見積もりとは、複数の業者に同じ工事内容で見積もりを依頼することです。

相見積もりすることで、いくつかの業者の工事費用を比較できます。
工事費用を比較できれば、相場に近い価格で依頼できたり、詐欺被害に遭ったりすることを防げます。

また、相見積もりによる比較は3~5社がおすすめです。

優良業者に依頼する

優良業者

修理を優良業者に依頼することで、工事の失敗を防いで、雨漏りの再発から住宅を守れるでしょう

また、優良業者であれば丁寧な修理が期待できるため、屋根や外壁の耐用年数も延びやすいです。

優良業者を選ぶためのポイントについて詳しく解説していきます。

施工実績を開示している

施工実績を開示している会社は、技術力が高い業者といえます。
なぜなら、施工実績がひと目で分かるからです。

反対に、施工実績を開示していない会社は、顧客との間にトラブルが頻繁に起きていたり、工事の失敗が多発していたりする場合があります。

また、施工実績をチェックすることで、どのような修理が得意かもわかります。

業者に依頼する際は、施工実績も確認しましょう。

訪問営業を行っていない

訪問営業を行っていない会社は、顧客を安定して獲得できる優良業者と考えられます。

反対に、口コミなどの評判が悪いために訪問営業を行っている会社は多いです。
このため、顧客が寄りつかないような会社は悪徳業者かもしれません。

雨漏りの修理は、訪問営業ではなく、実店舗できちんと顧客を集めている優良業者に依頼しましょう。

アフターフォローをしてくれる

業者を比較する際に保証制度の有無や保障内容について確認しておきましょう。

リフォームでは主に「リフォームの瑕疵(かし)保険」「メーカー保証」「施工保証」の3つがあります。

リフォームの瑕疵(かし)保険 リフォーム工事を行う業者が登録する保険。
リフォームの工事で欠陥が見つかった時や、工事途中でリフォーム会社が倒産した時に損害分の料金が受け取れる。
メーカー保証 リフォーム工事で使用する材料・設備に対してメーカー独自が定めた保証制度。
製品によって保証年数が異なる。
施工保証 リフォーム会社が独自に設けている保証制度。
保証期間は1~10年程度と幅がある。

どのような症状があった時にその保証が適用されるのか確認することが大切です。
また、どのような形で損害を保証してくれるのか聞いておくと良いでしょう。


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まとめ:雨漏りは住宅が腐食する原因となるため早めの修理を!

瓦の撤去作業

雨漏りが起きてしまうと、住宅が腐食して劣化を速めてしまいます。
大事な住宅を守るためにも、雨漏りの修理は早めに行いましょう

また、雨漏りは屋根だけでなく、壁や天窓、窓のサッシなどからも起きることがあります。

どこから雨漏りしているか、どんな状況かをよく確認して、修理不足がないようにしましょう。

屋根の雨漏り修理にはいくらくらい費用がかかりますか?
部分的な修理であれば10~60万円、屋根材全体の修理であれば70~200万円ほどかかります。詳しくは、こちら
雨漏り修理には、どんな方法がありますか?
「コーキング補修」「棟板金の交換」といった部分的な修理のほか、「重ね葺き」「葺き替え」による屋根全体に及ぶ修理があります。詳しくは、こちら

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