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屋根を重ね葺き(カバー工法)はどんな家に最適?費用や注意点も紹介!

「屋根の重ね葺き(カバー工法)の特徴を知りたい」「重ね葺きする際の費用相場を知りたい」こういった考えを持っている方は多いでしょう。この記事では、屋根を重ね葺きするメリットやデメリット、費用相場などを紹介します。自宅の屋根に重ね葺きが向いているかどうかがわかるでしょう。

この記事の目次

  • 1屋根の重ね葺きの特徴やメリット・デメリット
  • 2葺き替えよりも屋根の重ね葺きが向いている例
  • 3屋根を重ね葺きする場合の費用相場と耐用年数
  • 4どんな既存の屋根に重ね葺きができるのか?
  • 5どんな屋根材を新たに重ね葺きで取り付けられるのか?
  • 6屋根を重ね葺きするときの注意点
  • 7まとめ:屋根の重ね葺きを利用して工事費用を安く済ませよう!

屋根の重ね葺きの特徴やメリット・デメリット

屋根の重ね葺きの特徴やメリット・デメリット
重ね葺きとは、現在の屋根に新しい屋根材を重ねる工法です。
「カバー工法」とも呼ばれており、人気がある手法となっています。

以下では、重ね葺きのメリットとデメリットを解説していきます。

屋根の重ね葺きのメリット

屋根を重ね葺きするメリットは4つあります。

1.費用が安い
2.工期が短い
3.断熱性が高い
4.防音性が高い

重ね葺きは、葺き替えに比べて工事費用が安いです。
なぜなら、現在の屋根材を解体する必要がないからです。

工期が短いメリットもあります。
解体作業がないため、葺き替えに比べると2〜3日ほど工期を短縮できます。

また、重ね葺きは屋根の断熱性が高まります
現在の屋根に追加で屋根材を取り付けるため熱を通しにくくなるのです。

屋根が厚くなることで音も通しにくいため、防音性が高いというメリットもあります。

屋根の重ね葺きのデメリット

屋根の重ね葺きには3つのデメリットがあります。

1.重ね葺きができない屋根がある
2.屋根が重くなる
3.新たに取り付ける屋根材が限られる

重ね葺きは、瓦屋根のように重い屋根材には使えません
他にも、劣化がひどくて屋根内部の補修が必要な場合も利用できません

重ね葺きのデメリットには、屋根が重くなって耐震性が低下するというものがあります。

屋根は軽いほど耐震性が高まるため、いざというときに家が崩れる可能性を減らしたいのであれば重ね葺きは向いていないでしょう。

新たに取り付けられる屋根材が限られるのも重ね葺きのデメリットです。
屋根が重くなるのを避けるために、新しく取り付ける屋根材は「金属素材」が中心となります。

葺き替えよりも屋根の重ね葺きが向いている例

葺き替えよりも屋根の重ね葺きが向いている例
屋根のリフォーム方法には「葺き替え」と「重ね葺き」があります。
葺き替えとは、現在の屋根を解体してから新しい屋根材を設置する工法です。

葺き替えよりも重ね葺きが向いている例には以下があります。

・ 価格を抑えたい場合
・ 現在の屋根が金属製の場合
・ 屋根の劣化が激しくない場合
・ 屋根の断熱性や防音性を高めたい場合
・ リフォームの工期を短縮したい場合

具体的に解説していきます。

価格を抑えたい場合

屋根のリフォーム費用を抑えたい場合は葺き替えよりも重ね葺きが向いています。
費用は20万円ほど安くなるでしょう。

現在の屋根が金属製の場合

重ね葺きをするための既存の屋根は軽い素材で作られていなくてはいけません。
金属屋根は屋根材の中でも特に軽いため、重ね葺きをするのに適しています。

屋根の劣化が激しくない場合

重ね葺きは屋根の劣化が激しい場合だと利用できません。
なぜなら、重ね葺きでは現在の屋根材を補修できないからです。
屋根材や下地が劣化している場合は葺き替えのほうが適しています。

屋根の断熱性や防音性を高めたい場合

重ね葺きは、現在の屋根よりも断熱性と防音性が高くなります。

素材によっては葺き替えのほうが断熱性と防音性が高まることもありますが、現状よりも熱と音の対策をしたいのであれば、重ね葺きを選んだほうが確実性は高いでしょう。

なぜなら、重ね葺きは現在の屋根を新しい屋根材で覆うため厚みが増し、断熱性と防音性が今よりほぼ確実に高まるからです。

リフォームの工期を短縮したい場合

葺き替えに比べて重ね葺きは2〜3日ほど工期が短くなります
屋根材を取り付ける作業の手順は同じですが、葺き替えの場合は解体作業があるため数日ほど工期が延びてしまうのです。

屋根を重ね葺きする場合の費用相場と耐用年数

屋根を重ね葺きする場合の費用相場と耐用年数
重ね葺きにかかる費用の相場は30坪の住宅で170〜240万円です。
屋根のサイズや業者によって価格は変動するでしょう。

屋根の耐用年数は、「葺き替え」と「重ね葺き」で違いありません。
人気の屋根材「ガルバリウム鋼板」であれば30〜40年程度となるでしょう。

ただし、重ね葺きは屋根の重さが増えることから1回しか行えない工法です。
既に重ね葺きをしている屋根をリフォームする場合は葺き替えが必要です。

どんな既存の屋根に重ね葺きができるのか?

どんな既存の屋根に重ね葺きができるのか?
重ね葺きができる既存の屋根には主に以下があります。

・ スレート
・ トタン
・ ガルバリウム鋼板
・ アスファルトシングル

スレートとは、薄い板状の素材を張りつけた屋根材です。
天然の岩を使った「天然スレート」のほか、セメントによる人工スレートもあります。


トタンは、安価で錆びやすい金属素材です。
耐久性が低いため、近年では利用するケースが減っています。

ガルバリウム鋼板は、人気の金属素材です。
金属でありながら錆びにくい性質があります。

アスファルトシングルは、シート状の屋根材です。
風に弱いため、日本では利用している住宅は少ないでしょう。

いずれも軽量の屋根で、重ね葺きが可能です。
他にも、瓦屋根のように重い屋根材を使っていたとしても重ね葺き自体は可能です。
ただ、瓦屋根だと重くなりすぎて建物に負担がかかるため、推奨はしていません。

どんな屋根材を新たに重ね葺きで取り付けられるのか?

どんな屋根材を新たに重ね葺きで取り付けられるのか?
既存の屋根に重ねる屋根材には主に以下の2種類があります。

1.ガルバリウム鋼板
2.アスファルトシングル

基本的に既存屋根よりも軽量である必要があるため、取り付けられるのは金属素材かアスファルトシングルとなります。

なかでも、ガルバリウム鋼板は多くの屋根に取り付けが可能なため、重ね葺きで利用する代表的な屋根材となっています。

重ね葺きで利用できる屋根の主な種類を以下にまとめました。
参考にしてみてください。
重ね葺きができる既存の屋根材重ね葺きで取り付けできる屋根材
・スレート
・トタン
・ガルバリウム鋼板
・アスファルトシングル
・ガルバリウム鋼板
・アスファルトシングル

屋根を重ね葺きするときの注意点

屋根を重ね葺きするときの注意点
自宅の屋根を重ね葺きする場合、注意点があります。
それは、業者選びです。

屋根工事の業界には悪徳業者が多いため、依頼する企業を間違えると数年で屋根材が寿命を迎えます

工事費用が無駄にかかってしまうため、屋根の重ね葺きでは業者選びに注力しましょう。

業者選びで注意したいポイントは3つあります。

1.相見積もりをする
2.訪問営業をしてきた業者には依頼しない
3.できるだけ自社で実際に工事をしている業者を選ぶ

以下では、それぞれの詳細を説明していきます。

相見積もりをする

相見積もりとは、複数の業者に同じ工事内容で見積もりを頼むことです。
相見積もりをすることで工事内容や価格を比較できるため、優良業者を見抜きやすくなります

訪問営業をしてきた業者には依頼しない

訪問営業とは、家に唐突に訪ねてきて「あなたの家の屋根は交換が必要です」などと話す手法のことです。

個人住宅に対して訪問営業をしている業者は、技術や取引方法に問題があると考えられるため、あまりおすすめできません。
優良業者であればお客さんのほうから依頼をするので、個人住宅を無闇に訪問する可能性は少ないと考えられます。

できるだけ自社で実際に工事をしている業者を選ぶ

可能な限り、自社で実際に工事をしている業者を選ぶことも重要です。
屋根の工事業者には、下請けに工事を任せるケースが非常に多いです。

特に、全国規模のリフォーム店や、ハウスメーカーなどは下請けを使っている可能性が高いです。

下請けを使う業者の場合、仲介料を取られるため余計に費用がかかります。
自社で工事をしている会社なら、仲介料がかからないため工事費用が安くなります

まとめ:屋根の重ね葺きを利用して工事費用を安く済ませよう!

まとめ:屋根の重ね葺きを利用して工事費用を安く済ませよう!
屋根の重ね葺きには、価格が安くなり、工期が短縮できるメリットがあります。
一方で、使える屋根材が限られるデメリットもあるでしょう。
価格は30坪で170〜240万円程度です。

屋根の重ね葺きをする場合は工事業者の選び方も重要です。
工事業者を選ぶ際は相見積もりを行い、訪問営業をしている会社や下請けに工事を任せる企業に依頼することはやめましょう。

業者の選定をしっかりと行って、自宅の屋根の重ね葺きを成功させましょう!
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