申し込み


トップ

> 記事一覧

> 外壁リフォームの記事一覧

> 外壁のコケはどう掃除する?業者に洗浄や塗装を依頼する際の費用や予防方法も解説


外壁のコケはどう掃除する?業者に洗浄や塗装を依頼する際の費用や予防方法も解説

更新日:
コケのついた外壁

コケは、外壁が汚れる原因のひとつです。次第に広がっていく緑色の汚れに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。この記事では、自分で外壁のコケを落とす方法や予防方法、業者に除去を依頼する場合の費用の目安を紹介します。業者に外壁洗浄や外壁塗装の見積もりを依頼する際のポイントも説明するので、参考にしてください。

この記事の目次

  • 1外壁にコケが生えやすい原因
  • 2外壁のコケを放置するリスク
  • 3外壁のコケを自分で掃除する方法
  • 4外壁のコケの予防方法6つ
  • 5自分で落とせないコケや外壁の損傷がある場合は業者へ洗浄や塗装を依頼する
  • 6業者に外壁塗装を依頼する際の費用
  • 7コケの洗浄・外壁塗装の見積もりを依頼する際のチェックポイント
  • 8しつこい外壁のコケは業者に洗浄や塗装を依頼しよう

外壁にコケが生えやすい原因

コケのついた外壁
家の立地や外壁材の特徴によって、コケが生えやすくなることがあります。

ここでは、コケが生えやすくなる原因を3つ紹介します。

● 環境
● 外壁材
● 施工条件

環境

以下のような住宅の環境の場合、コケが生えやすくなります。

● 湿度が高い
● 日当たりが悪い
● 森林の近くに家がある
● 池や田んぼなど水場が近くにある

上記のような環境改善は簡単にできることではないため、基本的には外壁材の張り替えや塗装での対策が必要でしょう。

外壁材

窯業系サイディングやモルタル壁のように凹凸の多いデザインは、水はけが悪くコケが繁殖しやすい状態を作ってしまいます

また、経年劣化により外壁材の塗料の防水効果が薄れてくると、水を弾かなくなってしまい、段々とコケが生えてきてしまいます

施工条件

住宅によっては、断熱工事の一環として、外壁と床下や外壁と天井との取合い部に「気流止め(主に断熱材)」が施工してあります。

しかし、気流止めがない場合は外壁材と外壁の下地材の間に暖かい空気が生じ、結露が外壁の屋外側に発生します。
結露はコケが発生する原因の1つです。

また、窓や玄関の屋根である庇(ひさし)がない場合や短い場合も外壁が濡れやすく、コケが繁殖しやすくなります

外壁の洗浄・塗装について
\地元の業者に相談したい!/

外壁のコケを放置するリスク

コケのついた外壁
外壁のコケを放置すると、主に以下3つのリスクが生じます。

● 美観を損ねる
● 外壁材を劣化させる
● 将来の健康被害につながる

美観を損ねる

外壁がコケに覆われていると、家の美観を損ねてしまいます

コケが広がると屋根や外壁が緑や青黒い汚れで覆われてしまい、家全体に老朽化した印象を与えます。

外観が悪いと近所からの印象も悪くなり、近隣住民との関係にも悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

放置しているとコケはどんどん繁殖するので、現在は一部にしか生えていなくても、早めに掃除することをおすすめします。

外壁材を劣化させる

コケが、外壁材の劣化を早めてしまう可能性があります

コケは保水力があり、生えている部分は常に湿っている状態です。
そして、コケの水分はどんどん外壁に浸透していくので、外壁材の腐敗の原因になります。

腐敗が内部まで進むと修繕に多額の費用がかかってしまうため、水分が浸透しないうちにコケの除去が必要です。

将来の健康被害につながる

コケはアレルギー性皮膚炎の原因となる胞子を飛ばして繁殖するため、住宅だけでなく、人体にも悪影響を及ぼすことがあります

また、コケによって生じる外壁材のカビも、アレルギーが引き起こされる原因の1つです。

将来、健康被害を受けないためにも、外壁のコケは除去しましょう。

外壁の洗浄・塗装について
\地元の業者に相談したい!/

外壁のコケを自分で掃除する方法

外壁の掃除の様子
外壁のコケは、低い部分の表面に軽く生えている程度なら自分でも掃除できます。
ここでは、外壁のコケを自分で掃除する方法を紹介します。

用意するもの

コケの掃除にあたって必要な道具は、主に3つです。

● スポンジ
● 外壁用洗剤
● ホース

コケの胞子や洗剤による肌荒れが気になる場合は、以下のようなものも用意しましょう。

● マスク
● ゴーグル
● レインコート
● ゴム手袋

コケの落とし方

まずは、外壁全体に水をかけて泥や鳥のフンなどの汚れを落としてください。

次に、外壁用洗剤と軽く濡らしたスポンジを使ってコケを優しくこすり落とします。

スポンジは硬い面ではなくやわらかい面を使いましょう。
硬い面だと外壁材を傷めてしまう可能性があります。

最後にしっかり水をかけて洗剤を落としましょう。

注意点

スポンジで優しくこすっても落ちない場合は、それ以上こすらず業者に任せるようにしましょう。

なかなか落ちないからといって力を入れてこすったり、たわしやブラシを使ったりすると外壁の傷や塗膜が剥がれる原因となります。

また、塩素系洗剤は外壁の変色のリスクがあるためコケの掃除には使わないようにしましょう。

基本的に、コケが盛り上がるほど生えている場合や外壁にヒビや剥がれが見られる場合は自分での対処が難しいため、業者への依頼がおすすめです。

業者に依頼するときの費用は「自分で落とせないコケや外壁の損傷がある場合は業者へ依頼する」で詳しく紹介します。

外壁のコケの予防方法6つ

きれいな外壁
ここからは、外壁のコケを予防する方法を6つ紹介します。

● バイオ洗浄を行う
● 光触媒塗料を使う
● 防藻・防カビ効果のある塗料を使う
● コケが目立たない色で塗装する
● 金属系の外壁材に張り替える
● 雑草や植木を整える

バイオ洗浄を行う

バイオ洗浄は特殊な洗剤を使うことで、見えにくい小さなコケを死滅させる効果が期待できます
高圧洗浄よりも強い洗浄力があり、コケの繁殖を抑制する効果もあるでしょう。

もし業者へ外壁の洗浄を依頼する際は、バイオ洗浄を依頼するとコケ予防につながりますよ。
ただし費用は高圧洗浄よりも高価なので、事前に見積もりで金額を確認しておきましょう。

光触媒塗料を使う

光触媒塗料とはセルフクリーニング機能のある塗料のことです。
太陽光を浴びることで外壁に付着したコケの胞子を浮かせ、雨と一緒に流してくれます

外壁塗装をする際は、光触媒塗料の使用を検討するのもよいでしょう。

防藻・防カビ効果のある塗料を使う

防藻・防カビのある薬品が配合されている塗料は、外壁材にコケの胞子が付着しても繁殖しにくくしてくれます
ただし、塗料の効果は永久的に続くものではないため、定期的に塗りなおしが必要です。

コケが目立たない色で塗装する

グレーや緑の外壁はコケが目立たないので、美観をキープしたい場合におすすめです。

反対に白や黒はコケが目立ちやすいため、定期的なメンテナンスが重要です。

目立たなくても掃除は必要なので、コケを放置しないように気をつけましょう。

金属系の外壁材に張り替える

凹凸の少ない金属系の外壁材は水はけがよく、コケの予防になります。
外壁の張り替えのタイミングで金属系の外壁材に交換するとよいでしょう。

雑草や植木を整える

雑草や植木はコケの胞子の付着を誘発するため、生やしっぱなしにせずきちんと整えましょう

雑草はこまめに処理するか、除草剤で生えにくくする方法もあります。
植木は葉や枝を整え、外壁の日当たりや風通しをよくするとコケの予防になりますよ。

外壁の洗浄・塗装について
\地元の業者に相談したい!/

自分で落とせないコケや外壁の損傷がある場合は業者へ洗浄や塗装を依頼する

汚れのある外壁
自分では落とせないほどコケが繁殖している場合や、外壁へのダメージが見られるときは業者への依頼が必要です。
ここでは、業者に外壁洗浄を依頼する際の費用について紹介します。

業者に外壁洗浄を依頼する際の費用

業者に外壁の洗浄を依頼すると、1㎡あたり200~300円程度30坪なら2~3万円程度かかります。
さらに足場代や養生代なども発生するので、総額は一般的に8~20万円程度です。

ただし、家の大きさや汚れの程度によって金額は変化するので、正確な費用は見積もりを依頼して確かめましょう。


また、外壁洗浄を行った後には外壁の古い塗膜が落ちており、防水機能を高めるためにも塗装をするのがおすすめです。
以下では、塗装を依頼する際の費用を紹介します。

業者に外壁塗装を依頼する際の費用

塗装のみを依頼する場合、30坪で60~100万円ほどの費用が発生します。
ただし、塗料の種類によって金額が大きく異なります。
比較的耐久性の高い塗料の費用目安は以下の表の通りです。
塗料の種類耐用年数施工単価(㎡)
シリコン8~15年1,800~3,500円
フッ素12~20年3,000~5,000円
ラジカル8~16年2,500~3,400円
断熱15~20年2,400~3,800円
遮熱10~20年2,300~2,800円
光触媒15~20年3,500~5,500円

コケが生えている部分は塗膜が剥がれている可能性が高いので、防水性や耐久性の向上のため塗装も合わせて業者に相談しましょう。

コケの洗浄・外壁塗装の見積もりを依頼する際のチェックポイント

外壁洗浄の業者のイメージ
コケの洗浄や外壁の塗装を業者に依頼するときは、以下の点をチェックして業者を選びましょう。

● 現地調査に来てくれるか
● 見積書はわかりやすいか
● 費用は適正価格か

現地調査に来てくれるか

見積もりを依頼した際、現地調査に来てくれない業者は要注意です。
同じエリアで同じ構造の家でも傷み具合はそれぞれ異なるため、実際に調査してもらわないと正確な見積もりは出せません。

電話やメールだけで契約を進めようとする業者には注意し、現地調査に来てくれる業者に絞って依頼を検討しましょう。

見積書はわかりやすいか

見積書を受け取ったら、内訳や具体的な作業内容がわかるように記載されているかチェックしましょう。

作業が「~一式」と記載されており、具体的にどのような作業が含まれているか不明瞭な場合はあとから追加作業の料金を請求される可能性があります。

また、口頭での説明が中心で見積書に詳しい記載がされていない場合も、施工後に「いった・いわない」のトラブルに発展することがあります。
見積書はなるべく詳細まで記載してもらいましょう。

費用は適正価格か

自宅の大きさや傷み具合に対して適切な値段かどうか、複数社の見積もりを比較しながら判断しましょう

1社の見積もりしかない場合、適正価格を見極められません。
3社程度に見積もりを比較して、本当に必要な作業や費用を確認しましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する場合には、リショップナビ外壁塗装を通すと簡単です。
入力が簡単なフォームを記入するだけで、近所の優良業者に一括で見積もりを依頼できますよ。

しつこい外壁のコケは業者に洗浄や塗装を依頼しよう

外壁洗浄の様子
外壁のコケは日々のメンテナンスや掃除である程度きれいにできます。
しかし、コケが盛り上がるほど生えている場合や外壁へのダメージが見られる場合は業者に相談しましょう。

見積もりは、複数社に依頼すると適切な作業内容や費用を把握できますが、ご自身で業者を探し、各社に依頼するのはとても大変です。

リショップナビ外壁塗装では一括で複数の業者に見積もりを依頼することが可能です

簡単に必要事項を回答するだけで依頼が完了します。
ぜひ利用してみてください。
外壁のコケを放置すると、どうなってしまいますか?
「人体に悪い影響を及ぼす」「外壁材が腐敗する」といったことが起こる可能性があるため、コケは早めに除去しましょう。
詳しくは、こちら
外壁のコケを予防する方法を教えてください。
「バイオ洗浄の実施」「防カビ・防藻の効果がある塗料を使った塗装」などが予防法です。
詳しくは、こちら

無料

厳選された
地元の業者を手間なく徹底比較!

LINE公式アカウント

LINEお友達登録で

  • 最新の塗装情報をお届け!
  • LINE限定キャンペーンも開催!

関連記事

外壁材の種類を比較しながら解説!サイディングや塗り壁の種類も詳しく紹介

「家の外壁材は、どんなものがよいのだろう」リフォームなどで、外壁材を選ばなければならない機会があった場合、こんなふうに悩むこともあるでしょう。今回は、人気の窯業...

外壁材の選び方は?種類別の価格・材質やおすすめの商品も紹介!

「外壁材の種類にはどんなものがあるの?」「外壁材の価格はいくら?」いざ外壁リフォームをしようと思っても、どんな外壁材を選べばよいのか分からないという方も多いので...

外壁塗装はまだするな!理由と適切なタイミング

外壁塗装のタイミングはプロでないと見極めるのが難しく、まだ必要ないのに塗り直してしまったり、すべきタイミングを逃してしまったりすることがあります。塗装にかかる期...

外壁カバー工法(重ね張り)とは?費用相場やリフォーム業者の選び方も解説!

「外壁のカバー工法(重ね張り)は、どんなリフォーム方法なのか知りたい」「外壁カバー工法を行う場合、DIYできるのか知りたい」このような疑問を持つ方もいると思いま...

外壁のチョーキング(白亜化)現象で悩まない!見分け方や補修費用、予防法とは?

「外壁のチョーキング(白亜化)ってなに?」「チョーキングの対処法や補修費用はどのくらい?」こういった疑問を持っている方は多いでしょう。この記事では、外壁のチョー...

© ZIGExN Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.

安心への取り組み:アルバイトEXを運営する株式会社じげんはプライバシーマークを取得しています。 安心への取り組み
株式会社じげんはプライバシーマークを取得しています。