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外壁洗浄は自宅の外観を保つために大事な作業です。しかし、なかなか手を付けられず放置してしまっている方も少なくないのではないでしょうか。 外壁の汚れは外観以外にも悪影響を与えるため、早めに洗浄するのがおすすめです。 本記事では外壁の汚れを放置するリスクや洗浄方法、DIYとプロの違いなどを詳しく解説します。
外壁の汚れを放置するリスクを3つご紹介します。
外壁の汚れは美観を損ね、家全体の印象を悪くします。
汚れた外壁は「不潔」「暗い」といった印象を与え、たとえ庭や家の中がきれいでも他人によく思われません。
近所からの印象が悪くなる恐れもありますので、汚れが目立つ部分だけでも洗浄しましょう。
外壁の汚れは塗料の機能性の低下にもつながります。
防水性や遮熱性、断熱性など、機能性の高い塗料を使っていても、カビやコケがついている状態では本来の機能を発揮できません。
とくに防水性の低下は雨漏りや内部の腐食に発展する恐れがあるため注意が必要です。
高価な塗料で塗装しても汚れがついている状態では費用に見合った効果を得られなくなってしまうため、定期的に洗浄しましょう。
外壁の汚れを放置すると、建物全体の安全性が低くなる恐れがあります。
汚れにより外壁が劣化すると、建物の内部が雨水や紫外線の影響を受けやすくなり、基礎部分が弱くなって建物の寿命が短くなってしまいます。
また、カビが発生すると健康にもよくありません。
住まいの安全性を確保するため、汚れがひどくなる前にきちんとメンテナンスしましょう。
外壁の洗浄方法には次の3つがあります。
ブラシでのクリーニングはDIYでも洗浄できるもっとも簡単な方法です。
洗浄力は低いですが、こまめに掃除する場合や軽い汚れを落とすだけなら十分効果があります。
ただし、強くこするとサイディングが傷つく恐れがあります。
また、外壁材によってはブラシを使えない点に注意が必要です。
比較的安価で実施できるため、高圧洗浄や薬品洗浄を行う前に試してもよいでしょう。
高圧洗浄は高圧洗浄機で勢いよく水を当てて汚れを落とす方法です。
業者に依頼するほか、家庭用の高圧洗浄機でも洗浄可能です。
ただし、家庭用の高圧洗浄機は業務用と比べて威力が弱いため、十分に汚れを落とせない恐れがあります。
また、高圧洗浄は外壁材に負担がかかるため、傷や塗膜の剥がれのリスクがあります。
高圧洗浄だけでは汚れが落ちない場合、薬品洗浄(バイオ高圧洗浄)を併用する場合があります。
汚れの種類や外壁材に合わせて薬品を選択しなければいけないため、専門知識が必要です。
また、庭の植木や芝生に薬品がかかると枯れたり変色したりする恐れがあります。
薬品洗浄を行う場合は、高圧洗浄後に薬品洗浄をしたあと、再度高圧洗浄を行うため費用が高くなる傾向があります。
外壁の汚れは外壁塗装でも対処できますが、次の場合には外壁洗浄のほうが適しています。
耐久性を高めるための特殊なコーティング(難付着サイディング)が施されたサイディングの場合、外壁洗浄によるメンテナンスが基本です。
光触媒・無機・フッ素などでコーティングされた難付着サイディングは低汚染性が高いため塗料も密着しにくく、塗装によるメンテナンスに適していません。
塗膜の劣化もしにくいため、多くの場合洗浄により汚れを落とすだけで機能性も美観性もキープできます。
直貼り工法で施工したサイディングは、塗装すると塗膜の膨れや剥がれのリスクが高くなります。
サイディングには通気工法と直貼り工法の2種類と施工方法があります。
通気工法は防水シートとサイディングの間に空気の通り道を作って施工する方法です。
一方、直貼り工法では防水シートに直接サイディングを施工するため湿気がたまりやすくなっています。
塗装を重ねると通気性の悪さにより塗膜が膨れたり剥がれたりする恐れがあるため、塗装ではなく洗浄がおすすめです。
外壁材の中には塗装が不向きなものもあるため、塗装可能か業者に確認してもらいましょう。
たとえば漆喰の上から塗装すると、下地に塗料の水分が浸透したり、漆喰が剥がれたりしてしまいます。
漆喰にホコリやカビなどの汚れがある場合は、塗装ではなく洗浄が適しています。
ほかにも工務店独自の外壁材で塗装に不向きなものがあるため、塗装と洗浄どちらが最適か業者に判断してもらいましょう。
さっそく業者を探してみる
「外壁の洗浄くらいなら自分でもできそう」と考えている方もいるのではないでしょうか。
ここでは外壁洗浄を自分でするメリット・デメリット、プロに依頼するメリット・デメリットを解説します。
外壁洗浄を自分でするメリットは主に次の2点です。
DIYで外壁を洗浄する最大のメリットは費用の節約です。
ホームセンターでブラシやスポンジ、ホースなどを購入するだけでよく、安く簡単に必要な道具がそろいます。
業者に依頼するよりも格段に安く済むため、軽度な汚れならまずはご自身で洗浄してみるとよいでしょう。
ただし、完全に汚れを落とそうとゴシゴシ磨くと外壁を傷つける恐れがあるため、決して無理にこすらず優しく磨いてください。
DIYで外壁洗浄をする場合、いったん道具をそろえばいつでも実施できるようになります。
数回洗浄するうちにコツもつかめ、どのくらいの頻度でどのように磨けばきれいになるかもわかるようになるでしょう。
こまめに洗浄できるようになれば外壁に汚れがこびりつくことも少なくなり、よりメンテナンスが楽になります。
外壁洗浄を自分でする際には次のデメリットもあります。
ご自身で外壁洗浄をする場合、洗浄できる範囲と効果に限界があります。
脚立を使っても屋根に近い高い部分はなかなか洗浄できません。
無理にきれいにしようとすると落下してケガをする恐れがあります。
また、家庭用の高圧洗浄機は業務用と比べると威力が弱いため、こびりついた汚れは落とせない恐れがあります。
細かい部分まで徹底的に洗浄したい場合は、DIYよりもプロへの依頼がおすすめです。
高圧洗浄機は水圧を強くしすぎると外壁材を傷めるリスクがあります。
家庭用の高圧洗浄機でも、外壁材に合わせて適切な水圧を選択しなければ、外壁材の剥がれや欠けなどの原因になることがあります。
正しく水圧を調整するには知識と経験が必要なため、外壁材へのダメージを防ぎたい場合はプロに依頼しましょう。
外壁洗浄をプロに依頼する場合、次のメリットがあります。
プロに外壁洗浄を依頼すれば、DIYでは手の届かない高いところまできれいにしてもらえます。
プロによる外壁洗浄では足場を組んで外壁全体を洗浄するため、洗い残しがほとんど発生しません。
業務用の高圧洗浄機はしつこい汚れも落とせる威力があるため、すみずみまでしっかり洗浄できます。
プロに外壁洗浄を依頼する場合は、外壁にあった方法で洗浄してもらえるため、より高い洗浄効果を実感できるでしょう。
外壁材には窯業系サイディングや樹脂系サイディング、ALCパネルやモルタルなど多数の種類があります。
それぞれの外壁材にメンテナンス方法のコツがあり、誤った方法での洗浄は外壁材を劣化させたり、さほどきれいにならなかったりする恐れがあります。
外壁のプロなら各外壁材の特徴を熟知しており、それぞれにあった方法や洗剤で洗浄するため、外壁を傷めず効果的に洗浄してもらえますよ。
外壁洗浄をプロに依頼する際は、主に費用面でのデメリットがあります。
外壁洗浄をプロに依頼すると、ご自身で洗浄する場合よりも大きな金額を負担しなければいけません。
足場代だけでも15万円ほどかかるため、DIYのように気軽に実施するのは難しいでしょう。
ただし、業務用の洗剤や機械は家庭用よりも効果が大きいため、汚れがひどい場合はプロへの依頼がおすすめです。
外壁洗浄の費用は、延べ床面積30坪の2階建ての場合で20~25万円が相場です。
高圧洗浄は1㎡あたり200〜300円かかります。
薬品洗浄の場合は1㎡あたり400円ほどです。
外壁の劣化状況次第では、外壁洗浄に加えて補修が必要になることもあります。
実際にどのくらいの金額がかかるかは業者の判断やエリアによって異なることがあるため、複数社の見積もりを比較して相場を調べましょう。
さっそく業者を探してみる
外壁洗浄をプロに依頼する場合は、次を参考に業者を選びましょう。
見積書を受け取ったら、内訳が明確に記載されているか確認しましょう。
洗浄する面積や使用する薬品名などが明記されておらず、「外壁洗浄一式」「薬品洗浄一式」などとしか記載されていない場合、過剰請求に注意が必要です。
単価や作業内容をあいまいにすることで、実際よりも多く請求しているかもしれません。
内訳がわかりにくいときは業者に直接質問し、納得できる回答がなければ別の業者を検討しましょう。
>> 外壁塗装の見積もりで注意すべきポイントは?見積書の見方や例、費用単価も解説!
>> 外壁塗装の業者選びで失敗しないコツ!悪質業者の手口と相談先も解説
契約前の打ち合わせでは、養生をしたうえで洗浄してくれるかどうか確認しましょう。
養生せずに洗浄すると、水はねにより近所トラブルが発生する恐れがあります。
養生してもらえる場合でも、近隣の住民への配慮として、騒音や業者の出入りがあることを事前にあいさつしておくのがおすすめです。
高圧洗浄と薬品洗浄の価格差が大きすぎる場合は、薬品洗浄を過剰請求されている恐れがあります。
通常、高圧洗浄と薬品洗浄は1㎡あたり200円前後の違いがあります。
使用する薬品によって多少価格が前後することはありますが、薬品洗浄が通常の高圧洗浄よりも非常に高額の場合は、不当に請求されていないか慎重になりましょう。
ほかの業者の見積もりも確認し、どのような薬品がなぜ必要なのか、なぜ高額なのか納得してから契約してください。
業者を選ぶ際は、必ず適正価格を確認しましょう。
適正価格は複数社の見積もりを比べることで判断できるようになります。
3社程度の見積もりを比較し、明らかに高すぎる業者があれば過剰請求を疑いましょう。
また、安すぎる場合も手抜き工事に注意が必要です。
必要に応じてさらに数社に見積もりを依頼し、相場を確認して適正価格で依頼しましょう。
外壁洗浄はDIYでも可能ですが、できる範囲や効果に限りがあります。
すみずみまで確実にきれいにするには、専門業者に依頼しましょう。
業者を選ぶときは複数社に見積もりを依頼し、適正価格かどうか、内訳がわかりやすいかなどを確認するようにしてください。
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