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「スタッコ仕上げとはどのようなものか知りたい」「スタッコ仕上げの手順や耐用年数などが知りたい」外壁をスタッコ仕上げにしようとお考えの場合、このようにお悩みの方も多くいらっしゃることでしょう。スタッコ仕上げとは、外壁の塗装方法の一つです。スタッコ仕上げの基本知識を知っておくことで、外壁塗装やメンテナンスの際の失敗を避けられるでしょう。
スタッコ仕上げとは、モルタル外壁などの表面に模様を付ける方法の一つです。
セメントや塗料、砂などの骨材を混ぜた塗材で、外壁を仕上げていきます。
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スタッコ仕上げの塗膜は厚く、耐用年数は10年ほどです。
表面はデコボコとしていて重量感があります。
スタッコ仕上げの吹き付け塗装とは、コンプレッサーで塗材を吹き付けて外壁を仕上げる方法です。
コンプレッサーとは、塗材を吹き付けるための専用の機械です。
塗材を外壁に吹き付けることで、デコボコとした表面に仕上がります。
スタッコ仕上げでは、吹き付け塗装が一般的です。
スタッコ仕上げのコテ塗りとは、職人がコテを使って手作業で模様を付けていく方法です。
コテだけでなく、木片や刷毛などを使って模様を付けることもあります。
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スタッコ仕上げには、どのようなメリットとデメリットがあるのか解説していきます。
外壁をスタッコ仕上げにする際に、ぜひ参考にしてください。
スタッコ仕上げのメリットには、主に以下の2つがあります。
・デザイン性が高い
・耐用年数が長い
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
スタッコ仕上げは塗膜が厚く、重量感もあり落ち着いた雰囲気を演出できます。
また、吹き付け塗装やコテ塗りによって外壁の模様付けを楽しめるので、デザイン性が高い仕上げ方法と言えます。
スタッコ仕上げの耐用年数は10年と長いため、短いスパンでの再塗装といった手間がかからず、コストパフォーマンスがいいです。
ただし、定期的にメンテナンスをしなければ耐用年数は短くなってしまうため、汚れや破損箇所はないかなどチェックしておきましょう。
スタッコ仕上げのデメリットには、主に以下の3つがあります。
・汚れが目立ちやすい
・仕上がりが職人の腕に左右される
・再塗装時に塗料が多く必要となる
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
スタッコ仕上げはデコボコとした表面が特徴ですが、隙間に汚れが溜まったり、カビやコケが生えたりしやすいです。
汚れが目立ちやすいだけでなく、長く放置しておくと取り除くことが難しくなるため、定期的に掃除するようにしましょう。
スタッコ仕上げは、塗材を吹き付けたりコテで模様付けたりするなど、仕上がりが職人の腕に左右されます。
そのため、スタッコ仕上げを依頼する際には経験豊富な職人に依頼することをおすすめします。
スタッコ仕上げを再塗装する場合、表面のデコボコの隙間にもしっかりと塗装する必要があるため、塗料が多く必要となります。
一般的な外壁塗装の3倍ほどの塗料が必要になると覚えておきましょう。
スタッコ仕上げのメリットとデメリットを、わかりやすく一覧表にしてまとめました。
スタッコ仕上げのメリットとデメリット | 内容 |
---|---|
メリット | ・さまざまな模様が楽しめる |
デメリット | ・汚れが目立つ |
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スタッコ仕上げにかかる費用相場は、吹き付け塗装の場合1平方メートルあたり2,460円、コテ塗りの場合1平方メートルあたり3,000円です。
コテ塗りの場合、作業時間や手間がかかるため、費用は吹き付け塗装よりも高くなります。
スタッコ仕上げにかかる費用相場を、塗装方法別に一覧表にしました。
塗装方法 | 費用相場 |
---|---|
吹き付け塗装 | 2,460円 |
コテ塗り | 3,000円 |
耐用年数に関わらず、スタッコ仕上げのメンテナンスをするべき目安となる劣化症状は、主に以下の4つです。
・ひび割れ(クラック)
・チョーキング
・コケや汚れの付着
・塗膜の膨れ
それぞれどのような症状が現れるのか、また対処法などを解説していきます。
経年劣化や地震などによって住宅に力が加わることによって、ひび割れ(クラック)が発生しやすくなります。
髪の毛のように細長いヘアークラックと呼ばれるひび割れは、すぐに住宅劣化にはつながりませんが、症状が悪化する前に補修が必要です。
ひび割れは放置しておくと雨漏りしたり、腐食したりして住宅劣化を早めてしまいます。
スタッコ仕上げでひび割れが発生した場合は、再塗装する前にシーリング材を充填し補修するようにしましょう。
シーリング材とは、気密性と防水性に優れており、ひび割れなどの穴を埋めるための充填材です。
チョーキングとは、塗膜の経年劣化によって起こる症状で、外壁を手で触った際にチョークのような白い粉が付着することが特徴です。
外壁でチョーキングが発生している場合、塗膜の耐久性が落ちているという証拠なので、メンテナンスが必要です。
チョーキングが発生している部分を高圧洗浄できれいに洗い流し、再塗装します。
外壁は長年雨風にさらされると、コケが生えたり汚れが付着したりして外観を損ねてしまいます。
汚れは外観を損ねるだけでなく、塗料の剥がれや劣化を引き起こす原因ともなるため、定期的に掃除しなければなりません。
汚れが付着してそれほど時間が経っていない場合は、スポンジやブラシで軽くこすると落ちます。
しかし、長い間放置した汚れは落ちにくく、無理にこすったりすると外壁を傷つける恐れもあります。
汚れが落ちにくい場合は、専門業者に掃除を依頼すると安心です。
スタッコ仕上げでは、塗材を吹き付ける際に一緒に空気も閉じ込めてしまい、時間が経過すると塗膜が膨れてしまう場合があります。
また、高圧洗浄の後にしっかりと乾燥せず塗装した場合も、水分が蒸発する際に塗膜が膨れることもあります。
施工後3年以内の塗膜の膨れは、施工不良が原因です。
塗膜が膨れてしまうと、耐久性も落ちてひび割れなどの劣化症状を引き起こします。
膨れを削り、再度塗装し直す必要があります。
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スタッコ仕上げの注意点は、2つあります。
1.下地補修をしっかり行ってから再塗装する
2.優良業者に依頼する
それぞれの注意点を知っておくことで、スタッコ仕上げの耐用年数を延ばすことができます。
注意点について、詳しく解説していきます。
スタッコ仕上げをする前に、下地補修をしっかり行ってから再塗装しなければ、外壁の劣化原因となったり、またすぐに再塗装が必要となったりします。
例えば、チョーキングや汚れを放置したまま塗装すると、塗料がうまく密着せずすぐに剥がれなどの症状が出る恐れがあります。
すぐに再塗装とならないようにするためにも、高圧洗浄できれいに汚れを洗い落とし、乾燥してから塗装するようにしましょう。
また、ひび割れなどの破損も補修せずに塗装してしまうと、劣化がさらに進行してしまいます。
大掛かりな補修工事が必要となる恐れもあるため、スタッコ仕上げをする前には下地補修をしっかりと行いましょう。
優良業者に依頼することで、手抜き工事や施工不良を避けられ、スタッコ仕上げの耐用年数を長く保てます。
優良業者を見分けるポイントは、主に以下の2つです。
・相見積もりする
・訪問営業を行っている会社に注意する
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
相見積もりすることで複数社を比較でき、優良業者かどうか見分けられます。
相見積もりとは、同じ依頼内容で見積もりを出してもらうことです。
見積もりでは、工事費用や施工の流れなどをチェックできます。
工事費用は相場価格と見合っているか、無駄な施工内容はないかなどを確認しましょう。
訪問営業を行っている業者は悪徳業者の可能性があるため、注意した方が良いでしょう。
訪問営業を行っているということは、手抜き工事をしたりトラブルが多かったりするために、普通の営業では顧客が獲得できない会社だと考えることもできます。
きちんと店舗を構えて営業を行っている業者に依頼すると安心です。
スタッコ仕上げは耐用年数が長いですが、定期的にメンテナンスをしなければせっかくのメリットを活かせません。
耐用年数に関わらず、ひどく汚れていないか、ひび割れは発生していないかなど定期的にチェックしておきましょう。
また、工事は優良業者に依頼することで施工不良を防ぎ、耐用年数を延ばせます。
この記事の優良業者を見分けるポイントを参考にして、施工不良や工事のトラブルを避けましょう。
最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。
スタッコ仕上げとは何のことですか? |
---|
スタッコ仕上げとは、モルタル外壁などの表面に模様を付ける方法の一つです。 |
スタッコ仕上げの塗装方法を教えてください。 |
吹き付け塗装とコテ塗りがあります。 |
スタッコ仕上げにかかる費用を教えてください。 |
スタッコ仕上げにかかる費用相場は、吹き付け塗装の場合1平方メートルあたり2,460円、コテ塗りの場合1平方メートルあたり3,000円です。 |
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