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「外壁塗装で使うガイナ(GAINA)ってどんな塗料?」「ガイナを使うメリットを知りたい」こういった疑問を抱えてはいませんか?「ガイナ」とは、株式会社日進産業が販売する建物用の塗料です。この記事では、「ガイナ」の特徴やメリットなどを紹介します。ガイナのメリットや費用相場、耐用年数を知っておけば、自分の目的に最適な製品かどうかがわかるようになりますよ!
ガイナは、日本の宇宙ロケット開発技術を応用して作られた塗料です。
ロケットの先端に塗るだけで断熱性を発揮する材料をJAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発し、現在の販売元である日進産業が一般向けに改良しました。
そんなガイナには5つの特徴があります。
● 省エネ商品として受賞歴があるほど高断熱・高遮熱
● 認定施工店の制度により高品質を保証
● 環境に優しい水性塗料
● 特殊セラミックによる防音効果
● 熱の移動を抑制して結露対策
1つずつチェックしていきましょう。
ガイナには遮熱性と断熱性が備わっています。
このため、夏には太陽光を遮断して熱の移動を抑え、冬には室内を保温する効果があります。
ガイナを使えばエアコンや暖房による光熱費を節約できるでしょう。
高い省エネ効果は第三者にも認められており「第43回 岩谷直治記念賞」や「2017年度 省エネ大賞 審査委員会特別賞」といった省エネに関する賞を獲得しています。
● 岩谷直治記念賞:エネルギーや環境の研究開発で素晴らしい業績だと認められたものに送られる賞
● 省エネ大賞:先進的で高効率な省エネ製品や優れた取り組みに送られる、経済産業省が後援している賞
ガイナには認定施工店という制度があります。
認定施工店とは、販売元の日進産業が「ガイナを適切に塗装できる」と認めた業者です。
高品質な塗装が実現できるとメーカーに保証されているため、認定施工店に任せておけばガイナの塗装で失敗する心配がありません。
ガイナは、人気の遮熱塗料としては珍しく、水性です。
大量のシンナーを使わないため環境や人体への悪影響が少なく、悪臭も抑えられる特徴があります。
ガイナは、空気を含ませた高密度の特殊セラミック素材を多層化して作られています。
塗膜(塗装の膜)が受けた音をセラミックで反射したうえで空気によって減衰します。
このため、遮熱塗料でありながら高い防音効果も発揮できるのです。
結露は、一般的に熱が移動する際に起きる現象と考えられています。
ガイナは塗膜の温度が周囲に近くなる性質を持っているため、ほかの塗料に比べて温度差が小さくなり、結露が発生しにくい性質があります。
さっそく業者を探してみる
ガイナにはほかの遮熱塗料と比べて4つのメリットがあります。
● 遮熱性のほかに断熱性もあるため省エネ効果が高い
● 耐用年数が長い
● 水性塗料のため人体への影響が少ない
メリットを知って、求めている要素があるか確認してみましょう。
外壁や屋根に使用する塗料で断熱性まで備えている商品はほとんどありません。
遮熱性とは、太陽光を反射して熱の発生を抑える機能です。
断熱性とは、塗料を通して熱の移動を抑える機能です。遮熱より効果が高い傾向にあります
遮熱だけだと、冬に室内の熱が逃げるのを防げません。
断熱であれば、夏は外からの熱を防止し、冬は室内の熱を逃さず快適に過ごせるでしょう。
遮熱と断熱の両方を備えていれば、夏は太陽光を反射して熱の発生を抑制しつつ外からの熱が入りこむことも防止します。
冬は室内の熱を逃がさずにすむでしょう。
このため、断熱性を備えているガイナは夏と冬のどちらも省エネ効果を発揮できるのです。
耐用年数とは、塗り替えが必要となる年数です。
遮熱塗料の耐用年数は長くても8〜10年程度でしょう。
一方で、ガイナの耐用年数はほかの遮熱塗料よりも7〜10年も長いです。
ガイナは水で希釈する水性塗料のため、人体への影響がほとんどありません。
人気の遮熱塗料は多くが溶剤系塗料です。
このため悪臭やアレルギーが発生しやすいデメリットがあります。
ガイナであれば悪臭やアレルギーの心配は少ないでしょう。
優秀な遮熱・断熱塗料であるガイナですが3つのデメリットがあります。
● 色の種類が少ない
● 価格が高い
● 塗膜に凹凸ができて汚れやすい
以下で解説するデメリットも把握したうえでガイナを使うかどうかを決めましょう。
ガイナは基本的に白にほかの色を混ぜるため濃い色がありません。
これは、白に近いほど遮熱性や断熱性が高まるためです。
遮熱や断熱性能を高めるのなら白に近い色を選びましょう。
黒色の屋根にしたい場合でも、ガイナを利用するのであれば薄いグレーが暗さの限界となるでしょう。
ガイナはほかの遮熱塗料よりも3〜5割ほど価格が高いです。
ただし、耐用年数も長いため長期的に見るとコストパフォーマンスは悪くありません。
ガイナには遮熱・断熱性能の向上のために「中空ビーズ」と呼ばれるセラミック製品が含まれています。
このビーズがあるために、塗膜が平らな仕上がりにはなりません。
塗装面の凹凸が多いと汚れがたまりやすくなり、見栄えも悪化するでしょう。
>> セラミック塗料を使用したい!塗装前に知るべき塗料の特徴とは?
以上がガイナのメリットとデメリットです。
以下に簡潔にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
・断熱性もあるため省エネ効果が高い | ・色の種類が少ない |
さっそく業者を探してみる
ガイナが向いている人は主に以下の3タイプです。
● 省エネのために遮熱・断熱塗料を探している人
● 耐久性が高い遮熱・断熱塗料を必要としている人
● 品質が高い塗装をしたいけれど業者選びが面倒な人
省エネという観点でいえば、遮熱と断熱性能を備えていて賞まで獲得しているガイナは適しているといえるでしょう。
また、遮熱・断熱塗料のなかではガイナは耐用年数が長いため、耐久性を求める人にも向いています。
遮熱・断熱塗料を使う際に業者選びに迷った場合もガイナが向いています。
メーカーが認定した施工店であれば、高度な技術を持っていることが証明されているからです。
認定施工店は各都道府県に1〜5社程度しかないため、迷うことは少ないでしょう。
ガイナの費用相場は、1㎡あたり3,800〜5,500円が目安となります。
また、耐用年数は15〜20年程度です。
ほかの遮熱塗料に比べると価格は5割近く高いですが、耐用年数は2倍近くあるため、長期的なコストパフォーマンスはよいでしょう。
さっそく業者を探してみる
ガイナを利用する場合、注意点が2つあります。
● 認定された施工店以外には依頼しない
● 防カビ性能をつけるのなら追加で塗装する
気にせずに工事をすると余計な費用が発生するおそれがあるため、工事前に必ず確認しましょう。
メーカーの提携店一覧によると、ガイナには2022年時点で全国に293社以上の認定施工店があります。
自宅の近くに該当する会社がない場合は仕方ありませんが、工事は基本的に認定施工店に依頼しましょう。
認定されていない施工店に依頼すると、ガイナの扱いに慣れていなくて塗装をしても十分な省エネ効果を得られないおそれがあります。
一般的な遮熱塗料に存在する「防カビ機能」がガイナにはありません。
このため、カビを抑制したいのなら追加で「ガイナ専用抗菌剤」が必要です。
ガイナはでこぼこした塗装面となるためカビが発生しやすく、防カビ性能があると勘違いしているとメンテナンス頻度が高くなりかねないため注意しましょう。
ガイナは宇宙ロケットの技術を応用して作られた遮熱・断熱塗料です。
利用すれば、夏だけではなく冬にも省エネ効果が期待できます。
価格は高額ですが耐用年数も長いため、コストパフォーマンスはほかの塗料と比べても悪くはありません。
なお、塗装する際にはメーカーが認定している施工店に依頼しましょう。
認定された施工店以外に依頼すると十分な性能を発揮できなくなるおそれがあります。
ガイナのメリットを教えてください。 |
---|
「遮熱性と断熱性どちらもあるため、省エネの効果が大きい」「ほかの遮熱塗料より耐用年数が長い傾向がある」といったことです。 |
ガイナを使うのに向いているのは、どんなときですか? |
「省エネをするために断熱・遮熱塗料を求めている」「高品質な塗装をしたいけれど、業者を選ぶのが面倒」といったときです。 |
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