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ガルバリウム鋼板を外壁で利用するメリットとデメリット、費用相場、耐用年数

「外壁で使う『ガルバリウム鋼板』ってなに?」「他素材と比較したメリットとデメリットを知りたい」こういった疑問を抱いてはいませんか?この記事では、外壁におけるガルバリウム鋼板の特徴や費用相場などを紹介します。上記を知っておくと、ガルバリウム鋼板の外壁が自宅に合っているかを判断しやすくなり、外壁材選びにおける失敗を避けられるでしょう。

この記事の目次

  • 1外壁で使うガルバリウム鋼板の特徴
  • 2ガルバリウム鋼板の費用相場
  • 3ガルバリウム鋼板の耐用年数
  • 4他の外壁材と比較したガルバリウム鋼板のメリットとデメリット
  • 5ガルバリウム鋼板の外壁が向いているケース
  • 6ガルバリウム鋼板の外壁におけるメンテナンス方法
  • 7カバー工法(重ね張り)
  • 8外壁でガルバリウム鋼板を利用する際の注意点
  • 9ガルバリウム鋼板の外壁は軽量で錆びにくい!10年ごとに塗装しよう!

外壁で使うガルバリウム鋼板の特徴

外壁で使うガルバリウム鋼板の特徴
ガルバリウム鋼板とは、アメリカで開発された、アルミニウムと亜鉛合金のメッキ鋼板です。
アルミニウムが55%、亜鉛が43.4%、シリコンが1.6%で作られています。


軽量で耐久性が高いため金属製の外壁材として人気があります。
また、屋根材としての需要も高いです。

ガルバリウム鋼板の外壁材は「金属系サイディング」と呼ばれ、断熱材がセットになっている場合が多いでしょう。

ガルバリウム鋼板の費用相場

外壁塗装に使うガルバリウム鋼板の材料費は1平方メートルあたり4,300〜5,300円ほどです。

また、30坪の住宅でガルバリウム鋼板の外壁に交換する費用は120〜270万円が目安となるでしょう。
メンテナンスの場合は30坪で70〜250万円ほどです。

ガルバリウム鋼板の耐用年数

外壁で使うガルバリウム鋼板は20〜25年程度の耐用年数があります。
耐用年数とは、ガルバリウム鋼板の交換目安となる期間のことです。

ただし、ガルバリウム鋼板の外壁は10〜15年ごとに塗装メンテナンスが必要です。
定期的にメンテナンスをしなければ耐用年数は短くなるでしょう。

他の外壁材と比較したガルバリウム鋼板のメリットとデメリット

他の外壁材と比較したガルバリウム鋼板のメリットとデメリット
他の外壁材と比較した場合、ガルバリウム鋼板には3つのメリットと2つのデメリットがあります。

外壁をガルバリウム鋼板にするメリット

外壁に使うガルバリウム鋼板のメリットは以下の3つです。

 1.金属材のなかでは錆びにくい
 2.防水性が高い
 3.軽量で耐震性が高い

以下では具体的に解説していきます。

1.金属材のなかでは錆びにくい

ガルバリウム鋼板はアルミニウムが主原料のため、トタンといった他の金属外壁材に比べて非常に錆びにくいです。

2.防水性が高い

ガルバリウム鋼板は窯業系サイディングやALC外壁と比較して隙間が少ないため、水が内部に入り込みにくく雨漏りの発生を防ぎやすいでしょう。

3.軽量で耐震性が高い

外壁材は軽量であるほど地震に強くなります。
ガルバリウム鋼板は外壁材のなかで特に軽量なため、耐震性が高い住宅にできるでしょう。

外壁をガルバリウム鋼板にするデメリット

外壁でガルバリウム鋼板を利用する場合のデメリットは以下の2つです。

 1.傷がつきやすい
 2.デザイン性が低い

以下では具体的に解説していきます。

1.傷がつきやすい

ガルバリウム鋼板は表面のメッキが薄いため、傷がつくと錆びてしまいます。
このため、運搬や施工時には細心の注意が必要です。

2.デザイン性が低い

ガルバリウム鋼板は金属の質感によりシンプルなデザインをしています。
シックな住宅を作るのでしたら最適ですが、模様のバリエーションは窯業系サイディングより少ないと言えるでしょう。

ガルバリウム鋼板の外壁が向いているケース

メリットとデメリットを考慮した結果、以下の2つの状況でガルバリウム鋼板の外壁が適していると考えられます。

 ・シックな金属風デザインの外壁にしたいとき
 ・建物への負担を減らすために軽量な外壁材を使いたいとき

ガルバリウム鋼板の外壁は無機質な印象を受けるため、格調高い印象の住宅にしたい場合に適しています。

また、非常に軽量な外壁材ですので建物への負担を軽減できるでしょう。

ガルバリウム鋼板の外壁におけるメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板の外壁におけるメンテナンス方法
外壁にガルバリウム鋼板を使う場合、大規模メンテナンスの方法が3つあります。

 ・塗装(塗り替え)
 ・カバー工法(重ね張り)
 ・張り替え

それぞれの工事方法や費用相場を以下で詳しく説明していきましょう。

塗装(塗り替え)

既存の塗膜(塗装の膜)を剥がしてから再塗装するメンテナンス方法です。
ガルバリウム鋼板が錆びたり、塗装が剥げたりした場合に必要となります。

紹介する3つのメンテナンス方法では工事費がもっとも安く、30坪の住宅だと70〜120万円ほどですむでしょう。

カバー工法(重ね張り)

既存の外壁はそのままで、新しく外壁材を重ね張りするメンテナンス方法です。
塗装では補修が難しいほど劣化が激しい場合にカバー工法をおこないます。
ただし、外壁材の内側まで劣化が進行している場合は張り替えが必要です。

外壁が重くなるため、カバー工法で使う新しい素材には原則として金属系サイディングを利用します。

工事費は塗装よりは高いですが張り替えよりは安く、30坪で120〜240万円ほどとなるでしょう。

張り替え

既存の外壁剤を剥がして新しく張り直すメンテナンス方法です。
カバー工法でも対処が難しいほど内部が劣化している場合におこないます。

また、金属系サイディング以外で外壁のデザインを一新したい場合にも利用するでしょう。

紹介する3つのメンテナンス方法のなかで費用がもっとも高く、30坪で160〜260万円ほどかかります。

以下に、各メンテナンス方法を表でまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。

メンテナンス方法対応する劣化状況30坪の費用目安
塗り替え錆び、塗装の剥がれ70〜100万円
カバー工法外壁材の外側の劣化120〜240万円
張り替え外壁材の内側の劣化160〜260万円

外壁でガルバリウム鋼板を利用する際の注意点

外壁でガルバリウム鋼板を利用する際の注意点
ガルバリウム鋼板を外壁で利用する場合、2つの注意点があります。

 1.大規模メンテナンスをDIYでおこなってはいけない
 2.「ガルバリウム鋼板は断熱性が低い」といった情報に踊らされない

以下で詳しく解説していきます。

1.大規模メンテナンスをDIYでおこなってはいけない

メンテナンスのうち、「塗装ならDIYできそう」だと思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、ガルバリウム鋼板の塗装は表面を削って剥がれにくいようにするなど、他の外壁材よりも高度な施工技術が求められます。

知識や経験がないまま塗装すると、数年で剥がれてしまうでしょう。
塗装が剥がれてしまうと再塗装が必要となるため、最初から業者に依頼したほうが費用は安くなります。

「ガルバリウム鋼板は断熱性が低い」といった情報に踊らされない

一部のネット記事では、ガルバリウム鋼板のデメリットとして「断熱性と防音性が低い」と主張しています。

しかし、外壁においては「断熱性と防音性が低い」というのは正確な情報とは言えません。

たしかに、ガルバリウム鋼板の素材自体は断熱性や防音性が低いです。
そのまま使えば断熱性や防音性はほとんど得られないでしょう。

ただし、ガルバリウム鋼板をそのまま使うのは屋根の話です。
外壁にガルバリウム鋼板を利用する場合は断熱材とセットで使用します。

断熱材とセットになったガルバリウム鋼板の外壁は「金属系サイディング」と呼びます。

金属系サイディングは断熱材がついているため、他の外壁材に比べてむしろ断熱性と防音性に優れていると言えるでしょう。

ガルバリウム鋼板の外壁は軽量で錆びにくい!10年ごとに塗装しよう!

ガルバリウム鋼板の外壁は軽量で錆びにくい!10年ごとに塗装しよう!
ガルバリウム鋼板の外壁は軽量で耐震性が高く、錆びにくいメリットがあります。
メンテナンスや交換にかかる費用は70〜250万円が目安となるでしょう。

外壁材としてのガルバリウム鋼板の耐用年数は20〜25年です。
ただし、10〜15年ごとに塗装メンテナンスが必要となります。

ガルバリウム鋼板は無機質なデザインのため、シックな印象の住宅にしたい場合は利用を検討してみてください。

最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。

ガルバリウム鋼板の費用相場を知りたいです。
外壁塗装に使うガルバリウム鋼板の材料費は1平方メートルあたり4,300〜5,300円ほどです。
ガルバリウム鋼板の耐用年数はどのくらいですか?
外壁で使うガルバリウム鋼板は20〜25年程度の耐用年数があります。
外壁をガルバリウム鋼板にするメリット・デメリットは何でしょうか?
メリットは、金属材のなかでは錆びにくいこと、防水性が高いことなどで、デメリットは、傷がつきやすいこと、デザイン性が低いことです。
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