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サイディング外壁の張り替えの費用相場は?事例やDIYの可否についても解説

更新日:
サイディング外壁のメンテナンスの様子

サイディング外壁の張り替えは、築30〜40年が経過したころに実施することが多いです。年数が経つと、外壁自体やその内部が劣化している可能性が高く、耐震性が悪くなる恐れもあります。この記事では、サイディングの張り替えの費用相場や事例、リフォーム業者を選ぶ際のポイントなどをご紹介します。さらに、サイディングの張り替えがDIYできるかについても詳しく解説します。

この記事の目次

  • 1サイディングのメンテナンスの時期・耐用年数は?
  • 2サイディングの張り替え工事の費用相場
  • 3サイディングの張り替えの事例
  • 4サイディングを張り替えるメリット・デメリット
  • 5外壁の張り替えにおすすめのサイディング材・外壁材4選
  • 6サイディングの張り替えと重ね張り(カバー工法)・塗装の工事・補修工事との比較
  • 7サイディングの張り替えを依頼する業者を選ぶ方法
  • 8サイディングの張り替えはDIYでも可能?
  • 9まとめ:サイディングの張り替えを成功させるには?

サイディングのメンテナンスの時期・耐用年数は?

サイディング外壁
外見上では何も問題はなさそうでも、築年数が30〜40年が経過していると、サイディングの内部が劣化してしまっている可能性が高く、費用がかかっても張り替えをした方がよいケースが多いです。

逆に、ヒビ割れなどがごく僅かな部分だけであれば、塗装や補修だけで済む場合もあります。

ヒビや欠け、反りや浮き、ヘコミ、サビによる腐食が見受けられたら、専門的な知識を持つ業者にチェックしてもらうとよいですね。

また、目に見える傷がなくとも、定期的(10年を目安)にメンテナンスすることをオススメします。

サイディングの張り替え工事の費用相場

電卓と刷毛
サイディングの張り替え工事の一般的な費用相場は170〜250万円です。
外壁の現状や施工面積、既存外壁の素材、施工業者の違いなどにより、工事金額に差が生じる場合があります。

また、使用するサイディングの種類によっても価格は異なります。

サイディングの張り替えの事例

サイディング外壁
ここで、サイディングで外壁の張り替えを行った事例を見ていきましょう。

事例1:外壁をナチュラルなテイストのサイディングで張り替え

サイディング外壁の住宅
施工費用:350万円程度
物件種別:一戸建て(築26年)
工事期間:30日

外壁の汚れと傷みが目立つようになってきたため、サイディングに張り替えた事例です。
ブラウン系の色調のサイディングを採用しています。

事例2:外壁塗装・サイディングの張り替え

サイディング外壁の住宅
施工費用:280万円程度(屋上のウレタン防水費用含む)
物件種別:一戸建て(築年数:不明)
工事期間:30日

外壁のヒビ割れが目立っていたり窓から雨漏りしたりしていたため、コーキングを打ち替え、外壁もサイディングで張り替えています。
色はカラーシミュレーションで決めました。

事例3:外壁をアイジー工業のサイディング「NFブレンダスター」で張り替え

サイディング外壁の住宅
施工費用:不明
物件種別:一戸建て(築20年)
工事期間:10日

外壁に傷みがあったため、サイディングで張り替えを行った事例です。
サイディングはアイジー工業のNFブレンダスターを使用し、シンプルモダンな雰囲気になりました。


サイディングの張り替えについて
\地元の業者に相談したい!/

サイディングを張り替えるメリット・デメリット

サイディング外壁
サイディングの張り替えのメリットやデメリット、注意点について解説します。

メリット

サイディングを張り替える主なメリットには、以下のことが挙げられます。

● 壁の内側の取り替えや防水シートの交換などのメンテナンスも可能
● 次の工事やメンテナンスまでの期間が延びて安心できる
● 住宅のイメージを刷新することができる

デメリット

一方でデメリットには、主に以下の点が挙げられます。

● 大規模な工事になるため、費用や期間がかかってしまう
● アスベストが入ったサイディングの場合、廃材の処理費用が大幅にかさむ傾向がある

外壁の張り替えにおすすめのサイディング材・外壁材4選

サイディング材には窯業系・金属系・木質系・樹脂系の主に4種類があり、その中で窯業系金属系が一般的に使用されているサイディング材です。

ここでは窯業系サイディングと金属系サイディング、そして人気のあるタイルやALCについても紹介していきます。

>> 外壁材の種類には、どんなものがある?サイディングや塗り壁についても解説!

窯業系サイディング

窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメント質と繊維質を主な原料として製造されています。
日本国内で、シェア率が一番高い外壁材です。

メリット

● 施工が簡単で取り扱うことができる業者が多く、工期も短い
● 素材自体の価格が安いため、工事金額も安い
● デザインが多い

デメリット

● サイディングとサイディングのつなぎ目であるコーキング材の劣化が見えたら、サイディング自体に問題はなくても改修の必要がある

金属系サイディング

金属系サイディング
サイディングの中で2番目にシェアが高いです。
ガルバリウム鋼板アルミニウム合金といった種類があります。

メリット

● サビに強く、耐久性が高い
● 軽い素材なので、耐震性が高い
● 高いデザイン性がある
● 耐熱性が高い

デメリット

ALC

ALCパネル
ALCは(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)の略称で、内部に気泡を含んでいるコンクリートです。

メリット

● 軽量で、建物への負担が少ない
● 断熱性、耐火性が高い

デメリット

● 防水性がなく、水による劣化に弱い
● ALCパネル同士のつなぎめが多い(そこから水が浸入するおそれがある)
● 費用が高い

タイル

タイル
タイルは石や土を約1300度の高温で焼いたものです。
元の素材の石や土は半永久的に残る材料なので、タイル自体の耐久性も高いという特徴があります。

メリット

● ほかの外壁材では出せない高級感がある
● 経年劣化しにくく、傷がつきにくい
● 基本的にメンテナンスの際に塗装する必要がなく、10年ごとのメンテナンス費用を抑えられる

デメリット

● ほかの外壁材と比べて、初期費用がかかる
● タイル同士の目地の部分(コーキング)から、水が浸入する可能性がある

なお、各サイディング材・外壁材に関する費用相場は以下の通りです。
名称費用相場(/㎡)
窯業系サイディング3,000〜5,000円
金属系サイディング4,000〜5,000円
ALC7,000〜15,000円
タイル9,000円

サイディングの張り替えについて
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サイディングの張り替えと重ね張り(カバー工法)・塗装の工事・補修工事との比較

サイディングや外壁の工事には、サイディングの張り替えのほかに、重ね張り工事・塗装工事・補修工事などがあります。

重ね張り工事(カバー工法)

重ね張り工事は、今あるサイディングの上から新しい軽いサイディングを重ねる工法です。
費用相場は100〜220万円程度となります。

既存のサイディングを撤去しないため、張り替えと比べて廃材費と工期を抑えられ断熱性と遮音性を増すことができるのがメリットです。

一方、張り替えと比べた際の主なデメリットには、新たに使えるサイディングのほとんどが金属系であること、外壁の重量が増し耐震性が悪くなる可能性があること、壁の内側のメンテナンスは基本的にできないことが挙げられます。

塗装工事・補修工事

外壁塗装を行う業者
サイディングの塗装工事は約10年ごとのメンテナンスとして行われることが多いです。
また、補修工事はサイディングの一部分の傷やヒビを直す工事です。

張り替えと比べて費用は安く、部分的な修正や見た目の改善には向いています。


一方、耐震性の向上は見込めず、外壁やサイディングの問題の根本的な解決にはならない場合もあるでしょう。
それぞれの工事方法における費用相場は以下の通りです。
工事費用相場
張り替え工事170〜250万円
重ね張り工事100〜220万円
塗装・補修工事10〜50万円

サイディングの張り替えについて
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サイディングの張り替えを依頼する業者を選ぶ方法

外壁工事の業者のイメージ
サイディングの張り替えを依頼する場合、業者を選ぶポイントは以下の4つです。

● サイディング外壁のリフォーム実績が多いかどうか確認する
● アフターフォローや保証内容が充実している
● 自社施工を行う業者に依頼する
● 相見積もりをする

それぞれのポイントについて説明していきます。

サイディング外壁のリフォーム実績が多いかどうか確認する

リフォーム業者が増えている中で、それでも施工実績の多い業者は信頼できるといえるでしょう。
特にサイディング外壁は、多くの観点からリフォーム方法を検討しなければなりません。

また、外壁材によっても施工の方法や注意点は異なります。

サイディング外壁の施工実績が豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

アフターフォローや保証内容が充実している

工事が完了するまで、結果的にどのように仕上がるかはわかりません。
アフターフォローや保証は、何か工事に不具合があった場合などに役立つので、どのようなものがあるのか確認しておくとよいでしょう。

自社施工を行う業者に依頼する

リフォームを行う業者は、下請けに工事を依頼する業者と自社で施工を行う業者の主に2種類です。

下請けに工事を依頼する業者の場合、依頼する仲介手数料として中間マージンの費用が追加されてしまいます。

しかし、自社施工の業者であれば、中間マージンがなくなるため、費用を抑えることができるでしょう。

相見積もりをする

相見積もりとは、複数の業者に同じ内容で見積もりを取ることです。

よいと思う業者を見つけたら、見積もりを取ったり現地調査を依頼したりするとよいでしょう。
費用が同じ場合でも、工事の内容や条件・工期などが異なることがあります。

また、さまざまな業者の見積もりをみて比較することで、悪徳業者に依頼することを防げる可能性も高いです。

サイディングの張り替えはDIYでも可能?

工具を持った男性
DIYを行うこと自体は可能です。
しかし、DIYを行う際にネットで得る情報が正しくなかったり、間違った補修をしてしまったりすることもあるため、修復したい箇所の状態が改善されずかえって悪化することもあります

また、高い場所での作業は危険が伴い、サイディングを張り替える際には下地の状態に合った断熱材などを入れる作業も必要です。
専門性の高い作業のため、リフォームは業者に依頼するようにしましょう。

まとめ:サイディングの張り替えを成功させるには?

この記事では外壁・サイディングの張り替え工事について解説しました。
改めて内容をおさらいしておきましょう。
張り替えの際に多く使われる外壁材はありますか?
サイディング材だと、窯業系サイディング・金属系サイディングが多く使われています。
ほかにも、ALCやタイルなども人気があります。
それぞれ価格や耐用年数、見た目などが異なります。
詳しくはこちら
サイディングの塗装や重ね張り(カバー工法)とはどのような違いがありますか?
サイディングの張り替えは、塗装や重ね張りなどの工事に比べ抜本的な工事となるので、次のメンテナンスまでの期間を伸ばすことができる、といったメリットがあります。
ただし、その分工事費用は高くなるので、外壁工事に精通した業者に相談しながら適切な工事をするのがよいでしょう。
詳しくはこちら
築年数が30〜40年経過した場合は張り替え工事を検討するとよいでしょう。
なお、ヒビなどが発生した場合も、張り替えをする場合が多いですが、塗装や重ね張り工事で代用することが可能な場合もあります。


適切な工事を受けるために、張り替えや重ね張り、塗装など、外壁工事全般を得意とするリフォーム会社に相談してみるとよいでしょう!

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