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4種類の外壁工事を特徴から費用相場・選び方まで徹底解説!

更新日:
4種類の外壁工事を特徴から費用相場・選び方まで徹底解説!

「外壁工事にはどんな種類があるの?」「自宅にはどの工事が必要なのか知りたい」このようなお悩みはないでしょうか。外壁工事にはいくつかの種類があり、費用も大きく異なるため、内容を把握していなければ高額な工事を勧められてもわかりません。そこで今回の記事では、外壁工事について以下の内容を詳しく紹介します。記事を読んで下記の内容を把握することで、外壁工事の種類を理解したうえで自宅に必要な工事を選べるようになるでしょう。

この記事の目次

  • 1外壁工事の種類は4種類
  • 2外壁塗装工事
  • 3外壁の重ね張り(カバー工法)工事
  • 4外壁の張り替え工事
  • 5外壁の部分補修工事
  • 6どの外壁工事が必要かはプロに判断してもらおう

外壁工事の種類は4種類

外壁工事は、大きく分けて以下の4種類があります。

・外壁塗装
・外壁のカバー工法(重ね張り)
・外壁の張り替え
・部分補修

どの工事を行うかは、外壁の状況にあわせて選ぶことが大切です。
次章からそれぞれどのような内容の工事なのか、対象となる外壁や費用相場とあわせて解説していきます。

外壁塗装工事

外壁塗装工事
外壁塗装とは、既存の外壁に塗料を塗り重ねる工事のことです。
新築の壁に張られる外壁材の多くには、素材を紫外線や雨水から守るために塗料が塗られていますが、経年により劣化していきます。

そのため外壁は、塗装が完全に劣化して機能を果たせなくなる前に、塗装し直すことが多いです。

基本的には塗料の耐用年数にあわせて再塗装を行いますが、何年ごとに塗り直すのかは種類によって異なります。
代表的な塗料の耐用年数と、塗装にかかる費用は以下のとおりです。

塗料の種類耐用年数施工単価(㎡)特徴
アクリル5〜7年程度1,500円程度・汚れやすい
・耐久性が低い
・安価
ウレタン8〜10年程度2,000円程度・細部の塗装に向く
・耐久性はやや低い
シリコン10〜15年程度3,000円程度・コスパが良い
・汚れにくい
フッ素15〜20年程度3,500〜4,500円程度・耐久性が高い
・汚れに強い
・価格が高い

外壁塗装が向いている家

外壁塗装が向いている家
外壁塗装を検討するべきなのは、新築後あるいは前回の塗装から10年前後たった家です。

外壁の塗装の劣化が進んではいるものの、外壁そのものが大きく傷んでいなければ、塗装メンテナンスで基本的に問題ありません。

以下のような症状が外壁に見られたら、塗装を検討しましょう。
症状名状態原因
色あせ・退色元の外壁の色より薄くなっていて、 雨に濡れると濃くなって見える主に紫外線が原因となり、 色の原料になっている顔料の原子が壊れる
チョーキング手で触るとチョークの粉のようなものがつく塗料の成分の劣化がさらに進んでいる
塗装のふくれ・はがれ塗装の膜がふくれたりはがれたりしている劣化により塗膜が外壁に密着できなくなっている

どの外壁工事を選ぶべきか
\地元の業者に相談したい!/

外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用相場は、坪数と塗装面積、塗料のグレードによって以下のように異なります。
坪数(延坪)塗装面積費用相場
10坪40㎡20〜40万円
20坪79㎡40〜70万円
30坪119㎡60〜100万円
40坪158㎡80〜130万円
50坪198㎡100〜160万円
60坪238㎡120〜200万円
70坪277㎡140〜230万円
100坪396㎡200〜320万円
延坪は、各階の床面積をすべて足した広さを指します。

外壁塗装を実施するときは、屋根塗装も同時に検討するのがオススメです。
それぞれ単体で実施するより、同じ足場で一度に実施した方が、費用を抑えることができます。

外壁の重ね張り(カバー工法)工事

外壁の重ね張り(カバー工法)工事
カバー工法とも呼ばれる重ね張りは、既存の壁の上に新たな外壁材を張る方法のことです。
下地や基礎部分はそのまま使用するため、張り替えよりもコストを抑えながら外観を刷新できるメリットがあります。

外壁の重ね張りが向いている家

外壁の重ね張りが向いているのは、外壁の寿命を迎えるものの下地は劣化していない家です。
外壁の寿命は外壁材によって以下のように異なります。
外壁材の種類耐用年数
窯業系サイディング30~40年
金属系サイディング30~40年
樹脂系サイディング38年程度
木質系サイディング36年程度
ALCパネル60年以上
モルタル30年以上
タイル30〜50年
トタン10〜25年

外壁にヘアークラックと呼ばれる髪の毛ほどの細かなヒビがごく一部に入っている程度なら、塗装メンテナンスのみでも基本的には問題ありません。

外壁に3mm程度の太いヒビ割れが発生している、あるいは広範囲にヒビ割れが見られるものの、下地自体には問題がないなら重ね張りをすることが多いです。

ただし外壁材だけでなく、下地まで劣化しているなら重ね張りではなく張り替えが必要になるでしょう。

外壁の重ね張りの費用相場

外壁の重ね張りの費用相場は、一般的な30坪の住宅の場合、121~187万円程度です。
重ね張りの費用は、使用する外壁材により以下のように異なります。
外壁材名費用
金属系サイディング8,200円~10,900円/㎡
ガルバリウム鋼板12,100円~24,200円/㎡
樹脂系サイディング16,400円~21,500円/㎡
カバー工法は、外壁を重ねることにより家の重量が増えて耐震性が落ちるので、軽量な金属製サイディングを用いるのが一般的です。

どの外壁工事を選ぶべきか
\地元の業者に相談したい!/

外壁の張り替え工事

外壁の張り替え工事
外壁の張り替えは、既存の外壁を撤去して新しい外壁材を取り付ける工事のことです。
重ね張りとは異なり、下地から新しくできるので外壁が新築同様の機能を取り戻せるメリットがあります。

外壁の張り替えが向いている家

外壁の張り替えは、外壁が下地から寿命を迎える家に適しています。
外壁の寿命はまだでも、外壁が広範囲でヒビ割れる・割れ欠けが多く発生するなど劣化が著しい場合や、下地まで劣化しているケースも張り替えが必要です。

外壁が寿命でも下地が劣化していなければ、重ね張りで対応できる可能性があるので業者に相談するとよいでしょう。

外壁の張り替えの費用相場

外壁の張り替えは、新しい外壁材と下地材の費用とともに、既存外壁の撤去費用が発生するため重ね張りよりも高くなりやすいです。
張り替え費用の相場は、使用する外壁材によって以下のように異なります。

外壁の張り替え費用の目安は、一般的な30坪の住宅の場合、180~260万円程度です。

重量の問題から使用する外壁材を金属系サイディングに限定されやすいカバー工法と異なり、張り替えは外壁材を自由に選ぶことができます。

外壁の部分補修工事

外壁の部分補修工事
部分補修は、外壁の劣化が部分的である場合に行う工事のことで、以下のような種類があります。

・ヒビ割れの補修
・外壁の一部張り替え
・コーキングの打ち替え・打ち増し

コーキングとは、外壁材の継ぎ目やサッシ周りなどに充てんするゴムのような素材を指します。
コーキングの耐用年数は約10年と短く、劣化すると雨漏りの原因になるため補修が必要です。

部分補修が向いている家

部分補修が向いているのは、以下のような家です。

・外壁全体の劣化は見られず、部分的な破損のみ発生している
・カバー工法ほど費用をかけず、劣化した部分のみの補修で済ませたい
・外壁の状態はよいが、コーキングのヒビ割れや痩せがあり雨漏りが心配

ただし部分的に見えても、実際は下地まで破損が及んでいることもあるのでプロに詳しく診断してもらうようにしましょう。

部分補修の費用相場

部分補修にかかる費用は、補修内容により以下のように異なります。
補修内容費用相場
ヒビ割れシール工法:320円/メートル程度
Uカットシール工法:1,700円/メートル程度
コーキングの劣化打ち替え:1,260円/メートル程度
増し打ち:900円/メートル程度
コーキングの打ち替えは、既存のコーキングを撤去して新しく充てんする工事を指します。
対して増し打ちは、既存のコーキングに重ね塗りをすることです。

増し打ちは既存のコーキングとうまく接着せずはがれる恐れがあるため、劣化が進んでいる場合は基本的には打ち替えを実施します。

なお補修箇所によっては、足場の設置が必要なので一般的な戸建て(20〜30坪)で15万円ほどコストがかかる点にも注意が必要です。

どの外壁工事が必要かはプロに判断してもらおう

どの外壁工事が必要かはプロに判断してもらおう
自宅の外壁に、4種類の外壁工事のどれが適しているかは、外壁だけではなく下地の状態まで調べて判断する必要があります。
劣化状況の見極めは、プロでなければ難しいので業者に依頼するのが確実です。

業者によっても判断が異なる場合があるので、見積もりを取る際には複数の業者から「相見積もり」を取りましょう。

そのうえで「どうしてその工事が必要なのか」を、明確に説明してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

最後に、今回の内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。

外壁塗装工事をする場合、費用相場はどれくらいでしょうか?
費用は、一般的な30坪の住宅の場合、60~100万円程度となることが多いですが、坪数や塗装する面積、塗料のグレードによって異なります。
詳しくは、こちら
外壁がひび割れしていたら、絶対に張り替えをしなければならないでしょうか?
ひび割れ具合や下地の状態などで補修方法が異なります。
例えば髪の毛のような細いヒビがごく一部にある程度なら、塗装のみで問題ないこともあります。
詳しくは、こちら
外壁の状態はよいのですが、コーキングを補修する必要はありますか?
コーキングは耐用年数が短いため、劣化が見られる場合は部分補修を検討しましょう。
コーキングの耐用年数や具体的な劣化の症状については、こちら

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