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エスケー「プレミアム シリコン」ラジカル制御型塗料の特徴や費用相場などを紹介!

外壁塗装で「ラジカル制御型」と呼ばれる塗料を使う方が徐々に増えています。とは言え、まだ新しい塗料でシェアや実績が少なく「塗装業者に薦められたけど、よくわからない」という方も多いのではないでしょうか?そこで、本記事ではエスケー化研が販売するラジカル制御型塗料「プレミアムシリコン」について詳しく解説します。外壁塗装を検討中でラジカル制御型塗料が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

  • 1エスケー化研「プレミアムシリコン」とは?
  • 2プレミアムシリコンのメリットとデメリット
  • 3シリコン塗料(シリコン樹脂塗料)とは?
  • 4まとめ:エスケー「プレミアムシリコン」とは?

エスケー化研「プレミアムシリコン」とは?

エスケー化研「プレミアムシリコン」とは?
国内初のラジカル制御型塗料は、2012年9月に日本ペイント株式会社から発売されました。
その後、エスケー化研から2014年に販売されたのが「プレミアムシリコン」です。

さて「ラジカル制御型塗料」とは、いったいどんな塗料なのでしょうか。
その特徴について、詳しく解説していきます。

なお、日本ペイントのラジカル制御型塗料「パーフェクトトップ」については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

プレミアムシリコンの特徴

塗料には、色を付けるために「顔料」という成分が含まれています。
この顔料の中でも白色系に含まれる酸化チタンからは、紫外線の影響でラジカルという物質が発生します。

「ラジカル」は劣化因子とも呼ばれ、塗料中の樹脂を分解する性質があります。
ラジカルに分解された塗膜は、劣化して白い粉を噴いた状態(チョーキング)になります。

エスケー化研のプレミアムシリコンは、このラジカルを抑える「ラジカル制御型塗料」です。
具体的には「トリプルガード」と名付けた方法でラジカルの発生と進行を抑制しています。

 1.高緻密無機シールド層でラジカルの発生を抑制
 2.高緻密有機シールド層でラジカルの発生を抑制
 3.超耐候形特殊ハイブリッドシリコン樹脂でラジカルを捕捉して進行を抑制

なお、ラジカルは樹脂だけでなく外壁に付着した汚れも分解できます。
この仕組みを応用したのが光触媒で、ラジカル制御と光触媒は両立するのが難しいと言えます。

プレミアムシリコンのメリットとデメリット

プレミアムシリコンのメリットとデメリット
続いて、プレミアムシリコンのメリットとデメリットをご紹介しましょう。
プレミアムシリコンには、従来のシリコン塗料に比べて以下の長所があります。

 ・塗り替え回数が軽減される
 ・汚れに強い
 ・扱いやすい

ラジカル制御型のプレミアムシリコンは、超耐久性と超耐候性を持っています。
期待される耐用年数の目安が14~16年あり、従来のシリコン樹脂系塗料よりやや長持ちします。

さらに、塗りやすい粘度と高い隠ぺい力(下地の色が透けにくい)で高作業性も実現しました。
サイディングやモルタル、ALCなど塗装可能な下地が多い塗料です。

水性であることも、プレミアムシリコンを使うメリットのひとつです。
以下の特長から、シンナーで希釈する溶剤塗料に比べて人体や環境に優しいと言えます。

 ・F☆☆☆☆(ホルムアルデヒドの発生が少ない)
 ・シンナーの臭いがしない


一方、特筆すべきデメリットは見当たりません。
しいて言えば、2014年11月発売で期待耐用年数を超えた実績がないことと、ウレタン塗料より高いことでしょうか。

メリットの多さとデメリットの少なさから、今後シェアを取る塗料になると期待されています。

プレミアムシリコンの概要

改めて、プレミアムシリコンの概要を表にまとめておきしょう。
項目説明
分類超耐候形水性ハイブリッドシリコン樹脂塗料
特長・水性1液型
・ラジカル制御
・低汚染性
・防カビ・防藻性
・超耐久性
・超耐候性
・耐水性
・耐アルカリ性
・耐薬品性
艶(つや)・艶有り
・5分艶(半艶)
・3分艶
・艶消し
適用下地・コンクリート
・セメントモルタル
・ALC(軽量気泡コンクリート)
・スレート板
・各種サイディングボード
・各種旧塗膜(活膜)
設計価格・2,050円/㎡
(複層塗材の上塗りに用いる場合)

なお、プレミアムシリコンには弾性タイプ(弾性プレミアムシリコン)もあります。
弾性タイプはヒビに追随できるので、ヒビが入りやすいコンクリートやモルタルの壁に向いています。

専用の下塗り塗料は、4種類用意されています。
確認しておきましょう。
下塗り塗料分類
水性SDサーフエポプレミアム水性エポキシ樹脂系サーフェーサー
マイルドSDサーフエポプレミアム弱溶剤エポキシ樹脂系サーフェーサー
エスケーハイブリッドシーラーEPO広範囲適用型弱溶剤特殊エポキシ樹脂シーラー
エスケー弾性プレミアムフィラー水性特殊合成樹脂エマルション系弾性サーフェーサー
下地塗料については、こちらの記事でも解説しています。
詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。

同等製品(ラジカル制御)との比較

続いて、プレミアムシリコンと比較されやすい製品をご紹介しましょう。

プレミアムシリコン(エスケー化研)

項目説明
溶剤・樹脂水性シリコン
耐用年数14~16年
参考価格2,050円/㎡

パーフェクトトップ(日本ペイント)

項目説明
溶剤・樹脂水性アクリル
耐用年数10~15年
参考価格3,000円/㎡

アレスダイナミックTOP(関西ペイント)

項目説明
溶剤・樹脂水性シリコン
耐用年数15年前後
参考価格2,650円/㎡
比較されるだけあり、上述の3製品は似たような性能です。

しいて特長をあげると、プレミアムシリコンはややコストパフォーマンスがよく、パーフェクトトップはバラの香り付けがされた製品があり、アレスダイナミックTOPは湿潤面でも塗装できます。

シリコン塗料(シリコン樹脂塗料)とは?

シリコン塗料(シリコン樹脂塗料)とは?
ここまで「プレミアムシリコン」の特徴について解説してきました。
さて、シリコン塗料とはそもそもどんな塗料なのでしょうか。

外壁塗装用の塗料は、主に次の3つの成分を混ぜて作ります。

 ・人工樹脂(耐用年数に影響する)
 ・顔料(色を付ける成分)
 ・添加物(機能を付加する)

シリコンは上述の3つの成分のうち「人工樹脂」に該当します。
人工樹脂の種類は、塗料の耐用年数や価格に影響します。

代表的な4つの樹脂を使った塗料の耐用年数の目安と、外壁塗装価格の目安を表にしてみました。
塗料の種類耐用年数の目安費用相場
(1㎡あたり)
アクリル樹脂5~7年1,400~1,600円
ウレタン樹脂8〜10年1,700~2,200円
シリコン樹脂10〜15年2,300~3,000円
フッ素樹脂15〜20年3,800~4,800円
シリコン塗料は耐用年数と価格のバランスに優れ、コストパフォーマンスがよい塗料です。
現在、外壁塗装では主流となっていて、よく採用されています。

ラジカル制御塗料はまだ新しい塗料ですが、従来のシリコン塗料よりさらにコストパフォーマンスが上がるのではないかと期待されています。

安価な塗料を選ぶより、耐用年数が長い塗料で塗装回数を減らす方が経済的です。
これから外壁塗装をされるご予定があるなら、エスケー化研の「プレミアムシリコン」も選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ:エスケー「プレミアムシリコン」とは?

まとめ:エスケー「プレミアムシリコン」とは?
エスケー化研が販売する「プレミアムシリコン」はラジカル制御型のシリコン樹脂系塗料です。
ラジカル(劣化因子)の発生を抑えると同時に、ラジカルを捕捉することで塗料の劣化を抑制します。

従来のシリコン樹脂系塗料より耐久性や防汚性が高いので、塗り替え回数の軽減に寄与します。
水性塗料であり、シンナーを使う溶剤塗料より人体や環境に優しいのも魅力のひとつです。

2014年発売の塗料で、まだ期待耐用年数(約15年)を越える実例がありませんが、今後は主流になってくるのではと期待されています。

プレミアムシリコンは扱いやすい塗料ですが、実績がある塗装会社に任せたほうが安心です。
外壁塗装業者選びは比較検討が大切ですので、複数社から見積もりを取って比べてみましょう。

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